kappa

2009.02.05 11:37

TO.愛するジウさま

パソコンの小さな画面。
回線の不具合の為に時々静止したままになる映像。途切れ途切れになる音声。
韓国語は殆ど理解できないけれど、
それでも、マリの動きに目を凝らし、マリの声に耳をすましました。
すっかり習慣になった時間もあと少しで終わるかと思うととても寂しいです;;

愛すべき女性イ・マリ。
恐れるものは何もないかのように堂々として美しい万人の女神マリ。
しかしその内面は強いようで繊細で・・・。
ご両親、お祖母さん、初恋のウジン。
すぐそばにあったのに、その手の中に掴んだ筈だったのに手のひらから零れ落ちててしまった愛、消えてしまった愛。
誰よりも愛を失う痛みを知っているマリ。
アジア最高のスターとして大衆の愛を受け取っても周囲に心から信頼できる人もおらず、友達もいないマリ。
幼い頃両親に捨てらた傷を抱えていても、妹や三人のおばさん達の愛情に包まれていたチョルス。
マリはチョルスよりもずっと寂しい人だったように思います。

そんなマリが、美しく成熟した女性の姿で、少女のような無邪気さと愛嬌をもって、愛の前に堂々と自分の感情に真っ直ぐに突き進みます。
愛するが故に立ち止まることがあっても、最後には勇気をもって、また前に一歩を踏み出すマリ。
ジウさまでなければ表現できない感情の数々が何度も私の胸を熱くしました。
変な話ですが、日常生活を過ごしているふとした瞬間にマリが「キムチョルス~」と呼ぶ声が頭の中にこだまするんですよ。
声と一緒にその時々のマリのチョルスに向けた感情...時に甘く、時に切なく、喜びや戸惑い、悲しみや怒りが蘇るんです。
マリと共に笑い幸せを感じ、マリと共に悩み涙した時間は私にとって大切な宝物になりました。
私はイ・マリに会えてとても幸せでした。

寒い季節の中、大変厳しい撮影状況でご苦労も沢山あったことと思いますが、私たちが幸せだった以上にマリを演じたジウさまが幸せであれば嬉しいです。

胸一杯の感謝の気持ちと永遠の愛を込めて  From.kappa