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３１日閉幕の「第１７回東京国際映画祭」（東京・六本木ヒルズ）にはイ・ビョンホン（３４）、チェ・ジウ（２９）ら各国スターが続々と登場した。〔写真右：あでやかな衣装と笑顔で共演のイ・ビョンホン＝右＝と舞台あいさつしたチェ・ジウ＝東京・六本木＝撮影・浅野直哉。同下：舞台あいさつでのこの晴れやかな笑顔から一転、緊急会見では地味な黒のコートをはおり、涙ぐみながら新潟県中越地震の被災者に義援金を送ることを発表した＝東京・六本木＝撮影・浅野直哉〕
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　映画祭の特別招待作品「誰にでも秘密がある」（１１月２７日公開）の舞台あいさつを共演のイ・ビョンホンとすませた後、ジウが単独で緊急会見を行い、新潟県中越地震の被災者に１万ドル（約１０５万円）の義援金を送ることを発表した。

　沈痛な表情で現れたジウは、「日本の皆さんはわたしに関心を向け、多くの愛情を注いで下さっている。その気持ちに少しでも応えたい。被災者の方々に早く勇気と希望を取り戻していただきたい」と目に涙をためて語った。

　韓国でも同地震のニュースが報じられており、ジウは来日前から寄付を決意。国外に持ち出せる限度額の１万ドルを現金で用意し、来日した２７日に映画の配給元の東芝エンタテインメント関係者に託した。義援金は同社が保管し、受け付ける機関を調べているといい、ジウの願いを乗せて近く送金する。