ジウ姫が出演のドラマ「輪舞曲」の記事がいろんな雑誌に出ていますが、
今日はこの雑誌を見つけました。
「輪舞曲」のHP・AP日誌の植田Pが以前にお話していた内容と似ていますが・・・、
もうすこし詳しく植田さんがお話しています。
アジアとニッポンのショウビズな関係
今日はこの雑誌を見つけました。
「輪舞曲」のHP・AP日誌の植田Pが以前にお話していた内容と似ていますが・・・、
もうすこし詳しく植田さんがお話しています。
アジアとニッポンのショウビズな関係
댓글 '10'
tsuyatti
coseさま、こんばんは。長いですががんばります^^ パート1
叩け さらば開かれん(新約聖書 マタイ伝より)
ーー目的に向かう強い信念を持ち、自分から働きかけていかなければ、世界は変わらないーー
衝撃とともにその第一報が流れたのは昨年7月のことだった。
”チェ・ジウ、日本の連続ドラマで主演デビュー!!”。
このニュースを聞いた誰もがこう思ったことだろう「ついにその日が来た」と。
度肝を抜く快挙をやってのけた人物。その仕掛け人は「ケイゾク」「ビューティフルライフ」など常に話題のドラマを世に問うてきた。TBSのプロデューサー・植田博樹、その人である。「僕はチェ・ジウさんで韓国ドラマみたいなものを作ろうなんて、最初から
イメージしていなかった。韓国ドラマってもともとは日本のトレンディドラマのものすごくうまいリメイクだったりするワケです。それを今さらもう1回ダビングしても仕方ないだろうと。実際、彼女と会って話してみると頭が良くてウイットに富んでいて素敵だったんですね。頭の回転が早いというか。「冬のソナタ」のヒロインのように善良で美しくて儚げで・・・っていうキャラクターよりは、等身大の彼女は明るくて力強い。
なら、そういうキャラクターにしたらどうかと」
そもそものきっかけは3年前に遡る。今回一緒に番組をプロデュースすることになる吉野有子ーーー彼女は番組を海外に販売する事業部にいたーーーとの出会い。まさに「輪舞曲ーロンドー」が奏でられ始めた瞬間だった。
「吉野いわく”韓国はすごく安い予算で面白いものを作っていて、他のアジアのマーケットは韓国ドラマにほとんどシェアを奪われている”と。”自分は負けるのが嫌いだから、
アジアに売れるソフトを作りたい”とも」
彼女の相談を受けた植田の答えはただ一つだった。”面白いものを作るしかないんじゃないの”。なんとものんびりした受け答えだが、こうして韓国ドラマの研究が始まった。
韓国語が話せる吉野の尽力で韓国側のプロデューサーや俳優にも会うことができた。なんと映画「シュリ」のカン・ジェギュ監督との対面も実現したという。しかも、そのころちょうど”韓流ブーム”が日本で湧き上がりつつあった。当然、韓国側のマネージメントも日本に目を向ける。そんな流れの最中の出来事だった、とあるパーティで、チェ・ジウ本人と出会ったのは・・・
「あれは映画の「誰にでも秘密がある」のときだから1年半くらいまえかな。まさに日本中が”冬ソナブーム”の真っ最中のときでしたね。そのときに自己紹介がてら”日本でも、ぜひテレビドラマをやって下さい」っていう話をしたんですよ。そしたら当然リップサービスなんだろうけど”ぜひ、良い企画を下さい”って言ってもらえたんです。サービストークでも嬉しいものですね、9割9分9里ないなと思ったんですけど、試しに企画書を作ったんですね」
それは、複雑な事件を背景にした日本人刑事と、日本を嫌悪する韓国人女性のラブストーリーだった。タイトルのロンドのように見方によって登場人物の立場や人間関係が二転三転するミステリー含みの内容である。
「ベタベタのラブストーリーにすると「冬ソナ」を越えられないんですよ。あのドラマはものすごくレジェンドになっているから比べられるとものすごく辛い。だから、チェ・ジウさんのまったく新しい面を企画書に練り込んでいかないといけなかった」
ヒントになった作品がある。自身がプロデュースした「オレンジデイズ」。
キーポイントは手話だった。「あの作品をやってね、言葉の壁ってすごく面白いなと思ったんですよ。耳が聞こえないから招く誤解があるかと思えば、言葉が通じないからこそ伝わるホントの気持ちがあったりするし。また、言葉があるからこそつけるウソっていうのもある。逆に隠し通せなかったりとかね。普通の恋愛ドラマにはない”かせ”みたいなものがすごく浮かんだので、言葉の壁を使ったラブストーリーにしようと」
次に続きます
叩け さらば開かれん(新約聖書 マタイ伝より)
ーー目的に向かう強い信念を持ち、自分から働きかけていかなければ、世界は変わらないーー
衝撃とともにその第一報が流れたのは昨年7月のことだった。
”チェ・ジウ、日本の連続ドラマで主演デビュー!!”。
このニュースを聞いた誰もがこう思ったことだろう「ついにその日が来た」と。
度肝を抜く快挙をやってのけた人物。その仕掛け人は「ケイゾク」「ビューティフルライフ」など常に話題のドラマを世に問うてきた。TBSのプロデューサー・植田博樹、その人である。「僕はチェ・ジウさんで韓国ドラマみたいなものを作ろうなんて、最初から
イメージしていなかった。韓国ドラマってもともとは日本のトレンディドラマのものすごくうまいリメイクだったりするワケです。それを今さらもう1回ダビングしても仕方ないだろうと。実際、彼女と会って話してみると頭が良くてウイットに富んでいて素敵だったんですね。頭の回転が早いというか。「冬のソナタ」のヒロインのように善良で美しくて儚げで・・・っていうキャラクターよりは、等身大の彼女は明るくて力強い。
なら、そういうキャラクターにしたらどうかと」
そもそものきっかけは3年前に遡る。今回一緒に番組をプロデュースすることになる吉野有子ーーー彼女は番組を海外に販売する事業部にいたーーーとの出会い。まさに「輪舞曲ーロンドー」が奏でられ始めた瞬間だった。
「吉野いわく”韓国はすごく安い予算で面白いものを作っていて、他のアジアのマーケットは韓国ドラマにほとんどシェアを奪われている”と。”自分は負けるのが嫌いだから、
アジアに売れるソフトを作りたい”とも」
彼女の相談を受けた植田の答えはただ一つだった。”面白いものを作るしかないんじゃないの”。なんとものんびりした受け答えだが、こうして韓国ドラマの研究が始まった。
韓国語が話せる吉野の尽力で韓国側のプロデューサーや俳優にも会うことができた。なんと映画「シュリ」のカン・ジェギュ監督との対面も実現したという。しかも、そのころちょうど”韓流ブーム”が日本で湧き上がりつつあった。当然、韓国側のマネージメントも日本に目を向ける。そんな流れの最中の出来事だった、とあるパーティで、チェ・ジウ本人と出会ったのは・・・
「あれは映画の「誰にでも秘密がある」のときだから1年半くらいまえかな。まさに日本中が”冬ソナブーム”の真っ最中のときでしたね。そのときに自己紹介がてら”日本でも、ぜひテレビドラマをやって下さい」っていう話をしたんですよ。そしたら当然リップサービスなんだろうけど”ぜひ、良い企画を下さい”って言ってもらえたんです。サービストークでも嬉しいものですね、9割9分9里ないなと思ったんですけど、試しに企画書を作ったんですね」
それは、複雑な事件を背景にした日本人刑事と、日本を嫌悪する韓国人女性のラブストーリーだった。タイトルのロンドのように見方によって登場人物の立場や人間関係が二転三転するミステリー含みの内容である。
「ベタベタのラブストーリーにすると「冬ソナ」を越えられないんですよ。あのドラマはものすごくレジェンドになっているから比べられるとものすごく辛い。だから、チェ・ジウさんのまったく新しい面を企画書に練り込んでいかないといけなかった」
ヒントになった作品がある。自身がプロデュースした「オレンジデイズ」。
キーポイントは手話だった。「あの作品をやってね、言葉の壁ってすごく面白いなと思ったんですよ。耳が聞こえないから招く誤解があるかと思えば、言葉が通じないからこそ伝わるホントの気持ちがあったりするし。また、言葉があるからこそつけるウソっていうのもある。逆に隠し通せなかったりとかね。普通の恋愛ドラマにはない”かせ”みたいなものがすごく浮かんだので、言葉の壁を使ったラブストーリーにしようと」
次に続きます
tsuyatti
パート2
こうして出来上がった企画書を読んだチェ・ジウの感想は、”面白いじゃないですか”。事実上の出演決定だった。ただ、である。考えるだけなら、誰しもが思いつく。だが考えるのと、実際にそれをやってのけるのとでは、天と地ほどの隔たりがある。
「でもね、」みんなは”どうやって成功したの?”って言うけど、もうホントに企画書作って、提出して「出ます」って言ってもらっただけ(笑)確かにTBSの大金星なんだろうけど、さして策を弄してもないし。むしろ殊勲者は吉野さんですよ。彼女がいろんな人を紹介してくれたワケだから」
アジアのスターといわれる人と仕事をするのは大変、という噂をけっこう耳にする。そのせいか、いくつもの壁をクリアしてこの快挙が実現した・・・と思ったのだが、出演交渉の過程においても植田いわく”ぶっちゃけたところで言うとホントにスムーズだった”そうである。
「巷間言われているようにお金を積んだということも特にないし(笑)連ドラのギャラってこれくらいしかないんですよっていう話をしても”いいよ いいよ”って。もちろんプロセスの中で誤解は起こります。ただ幸いなことに、向こうの事務所にはユン・ソナさんを日本に連れてきてコーディネートした人がいて、日本の芸能界とは良くも悪くもこうなんだって彼女にレクチャーしてくれたんですね。逆に、僕らにも韓国の事情はこうだから、”今、彼女がナーバスになっていることはこういうことだ”っていう説明もしてくれるワケです。なので”こういうふうになりませんか”って”じゃあ、こうしましょう”っていうキャッチボールみたいなものは重ねていきましたよ。ただ、本人は至って気さくな人です。ご飯食べに行っても取り分けてくれたりするくらいですから(笑)」
今や日本の芸能界事務所や映画会社は次々にアジアに目を向け始めている。次々と展開されるコラボレーション。本作も随時、アジア各局での放送が予定されている。いわば日本のテレビドラマが展開する初の大掛かりなアジア戦略。ビジネス面から見て、局の期待もかなり大きいのではないだろうか。
「会社として”こうしなさい”っていう命令は実のところあまりないんです。ただ、収入は収入でもちろんそれは大事な事ですから。で、考えた一つのアイデアが”サマンサタバサ”とのコラボレーションなんですね」
劇中でチェ・ジウとイ・ジョンヒョン演じる姉妹は父親からプレゼントされたネックレスを身につけている。このネックレスはもちろんだが、自分のイニシャルや誕生石を選んで注文できるオリジナルクロスを新たなブランド"R by Samantha Tiara"として発売する予定なのだという。ただ、植田としては”ビジネスに乗っけるというよりはお客さんへのサービスの気持ちのほうが強い”と語る。
「映画と違ってアジアで売れてもそんなにビッグビジネスにつながるワケではない。だから次にまたチャンスがつながっていけばいいくらいの気持ちなんですよ。今、この作品を買いたいってオファーがあるんだけど、それは10人中10人ともがチェ・ジウさんだったり、竹野内豊さんといった名前目当てなんですね。もちろんその辺の入り口って大事なんだけど、この作品は勝負できる、日本のテレビドラマを改めて評価してもらえるフィールドに出ていけるかなと。そこでめった打ちされれば、またリベンジするだけです。
こうして出来上がった企画書を読んだチェ・ジウの感想は、”面白いじゃないですか”。事実上の出演決定だった。ただ、である。考えるだけなら、誰しもが思いつく。だが考えるのと、実際にそれをやってのけるのとでは、天と地ほどの隔たりがある。
「でもね、」みんなは”どうやって成功したの?”って言うけど、もうホントに企画書作って、提出して「出ます」って言ってもらっただけ(笑)確かにTBSの大金星なんだろうけど、さして策を弄してもないし。むしろ殊勲者は吉野さんですよ。彼女がいろんな人を紹介してくれたワケだから」
アジアのスターといわれる人と仕事をするのは大変、という噂をけっこう耳にする。そのせいか、いくつもの壁をクリアしてこの快挙が実現した・・・と思ったのだが、出演交渉の過程においても植田いわく”ぶっちゃけたところで言うとホントにスムーズだった”そうである。
「巷間言われているようにお金を積んだということも特にないし(笑)連ドラのギャラってこれくらいしかないんですよっていう話をしても”いいよ いいよ”って。もちろんプロセスの中で誤解は起こります。ただ幸いなことに、向こうの事務所にはユン・ソナさんを日本に連れてきてコーディネートした人がいて、日本の芸能界とは良くも悪くもこうなんだって彼女にレクチャーしてくれたんですね。逆に、僕らにも韓国の事情はこうだから、”今、彼女がナーバスになっていることはこういうことだ”っていう説明もしてくれるワケです。なので”こういうふうになりませんか”って”じゃあ、こうしましょう”っていうキャッチボールみたいなものは重ねていきましたよ。ただ、本人は至って気さくな人です。ご飯食べに行っても取り分けてくれたりするくらいですから(笑)」
今や日本の芸能界事務所や映画会社は次々にアジアに目を向け始めている。次々と展開されるコラボレーション。本作も随時、アジア各局での放送が予定されている。いわば日本のテレビドラマが展開する初の大掛かりなアジア戦略。ビジネス面から見て、局の期待もかなり大きいのではないだろうか。
「会社として”こうしなさい”っていう命令は実のところあまりないんです。ただ、収入は収入でもちろんそれは大事な事ですから。で、考えた一つのアイデアが”サマンサタバサ”とのコラボレーションなんですね」
劇中でチェ・ジウとイ・ジョンヒョン演じる姉妹は父親からプレゼントされたネックレスを身につけている。このネックレスはもちろんだが、自分のイニシャルや誕生石を選んで注文できるオリジナルクロスを新たなブランド"R by Samantha Tiara"として発売する予定なのだという。ただ、植田としては”ビジネスに乗っけるというよりはお客さんへのサービスの気持ちのほうが強い”と語る。
「映画と違ってアジアで売れてもそんなにビッグビジネスにつながるワケではない。だから次にまたチャンスがつながっていけばいいくらいの気持ちなんですよ。今、この作品を買いたいってオファーがあるんだけど、それは10人中10人ともがチェ・ジウさんだったり、竹野内豊さんといった名前目当てなんですね。もちろんその辺の入り口って大事なんだけど、この作品は勝負できる、日本のテレビドラマを改めて評価してもらえるフィールドに出ていけるかなと。そこでめった打ちされれば、またリベンジするだけです。
こんばんは。UPありがとうございます。
輪舞曲のHPでいつも植田Pとはどんな風な方なんだろうといつも思っていました。
イメージより朗らかな感じでお若い方なんですね。
読んでいるうちに引き込まれるあの感覚。才能を感じます。
あと気になるのがジャスのおめめ。驚いているようなおめめ。落ちそうです(。。)