ジウ姫さまをこよなく愛する皆さま
ご無沙汰しております。
今、日本では、耐震強度偽装問題や子どもを巻き込んだ犯罪など世の中に思わしくないことが
次から次に起こっています。実に嘆かわしいことです。私は、
日本の茶人千利休が提唱した「＊和敬清寂」の心構えが現在の日本人に必要だと感じています。
「和敬清寂」が持つ意味・雰囲気を理解してもらう事が肝要です。
日本の伝統の中にある優しさ・思いやり・もったいないと感じる心を広めてもらいたいと思います。
私は、書家？として厳しい修道とそれに伴う人間形成につとめ他の人の幸せの為に尽くすことを
これからの使命としたいと思います。
社会で指導的立場にある人は、すべからく教養の高い文化人であってほしいと思います。
また、素晴らしい礼儀作法を心得ている古代の哲人ロークマンは
皆がそれを何故なのかと尋ねた時、「人がやっている事をみて自分が嫌だと思う事、
そういうことを私自身がしないように努めている、それだけです。」と答えています。
素晴らしい教えです。
「人のふり見て我がふり直せ」、という言葉が日本にもあります。
今の日本人はそれが必要で大切になるのです。
自分だけよければ・・・そういう風潮の現代の日本です。
大いに反省しなくては、いけません。

その点、
ジウ姫さまは、日本人以上の素晴しい女性です。ただただ頭が下がります。
「和敬清寂」という言葉から
ジウ姫さまを真っ先に想い浮かべました。

明日から短い滞在ですが、久しぶりに大好きなソウルを訪問します。
CHIBO

＊和敬清寂
　「和」：和するという平和の思想
　「敬」：お互い差別のない人間同士の触れ合い
　「清」：浄めるということ。心の汚れを取り静かな心をもつこと
　「寂」：どんなときにも動じない態度と心をもつこと