3月24日(金)
~吉野プロデューサーより~
3月22日、PM5:30、青海南埠頭公園。
「輪舞曲」がクランクアップしました。
11月1日に韓国でクランクインして以来まるまる5ヶ月間の怒涛の日々が、
ついに終わりました。
最後は竹野内豊さん、チェ・ジウさんによるツーショットのラストシーンの撮影でした。
「はい、オッケーェイ!」という平野チーフディレクターの声と同時に、
主題歌「I believe」の音楽が響き渡り、竹野内さんとジウさんに花束が贈呈され、
みんなで集合写真を撮って・・・・
撮影のたびに寒さに凍えていた南埠頭公園も、
気づけばすっかり春の様相を呈していました。
さてその後。
直ちに都内の打ち上げ会場へ!
夕方クランクアップしてそのまま打ち上げ、というのはバタバタするので本当は避けたかったのですが、キャストの方々はどなたも超多忙な方々ばかり。
翌日には韓国へ帰らなければならない方もいるので仕方ありません。
司会は植田プロデューサー。
何と振袖を着てかつらをかぶっての登場。
これがやたらしっくりきていて、本当にオバサンとしか思えなかった…
NGカットや思い出のシーンをつなげたVTRの上映、大抽選大会等打ち上げではお約束の出し物はもちろん、今回は涙と感動がたくさんありました。
一部ご紹介させていただきたいと思います。
開演前、橋爪功さんが私のところにいらして、
「お別れしたくない」「必ずまた会おう」って韓国語でなんて言うの?と聞くのです。
その後スピーチの際、私がカタカナで書いたメモを持って壇上へ上がり、
ジウさんとジョンヒョンさんに向かって、
「ユナヤ、ユニヤ、ヘオジゴシップジアナ(ユナ、ユニ、別れたくない)」
シン・ヒョンジュンさんに向かって、
「ッコッ ト マンナジャ(きっとまた会おう)」と言ったのです。
ジウさんとヒョンジュンさんは感動し、ヒョンジュンさんはぐしゃぐしゃに泣いていました。ヒョンジュンさんは橋爪さんを先生、先生と慕い、ソン・ギュファンの韓国語の台詞を全て録音してあげていた仲でした。
キャスト全員、スタッフのみんなにもスピーチをお願いしたのですが、とっても温かくて・・・。みなさん例外なくこの『輪舞曲』を心から愛してくれて、参加することに意義を感じてくれて、最高のチームだと思ってくれていることがわかりました。涙がこみ上げる人、出そうで言葉に詰まる人が続出しました。お互いに健闘をたたえあい、別れたくない、また会いたいと言っていました。国や言葉や文化、年齢の違いを超えて、みんな同じ目的に向かって心が一つになっていたんですね。
ジウさんも、マイクの前で言葉につまって・・・泣いていました。
この作品はテーマが大きかっただけに、期待も、そしてプレッシャーも大きかった。
韓国の俳優が日本のドラマに出演するには不安も大きかった。しかし、大先輩と豊さんはじめ共演者の方々に助けられて、すごくよい経験、とてもよい思い出が出来た。(それぞれのチーフクラスのスタッフの名前を挙げながら)みなさん私を美しく撮ってくださって嬉しかったです、ありがとうございました。
みな、うんうんとうなづきながら聞き入っていました。
企画の面白さに賛同してくれて日本のドラマに飛び込んできてくれたジウさんの勇気には感謝と尊敬の意を表したいと思います。
竹野内さんも、言葉を詰まらせていました。
この5ヶ月間、最も過酷なスケジュールだったのは竹野内さんでした。
出ずっぱりでしたから。
作品の世界観を監督や他のスタッフと作り上げ、
キャストと言う域を超えてスタッフの一員のように苦楽を共にしてきました。
韓国の俳優さんたちとも壁を作ることなく積極的にコミュニケーションをとってくれて、
ヒョンジュンさんは竹野内さんを「トンセン(弟)!」とか「ユタカ!」と呼び、
ジウさんやジョンヒョンさんは「ユタカさん、ユタカさん」と呼んで、しょっちゅう冗談を交し合っていました。竹野内さんのような、どんな人とも分け隔てなく、国の違いをむしろ楽しめる才能がある人でなければ、この和やかな現場はありえませんでした。
そんな様々な苦労と楽しい思い出がない交ぜになって、別れを前にして胸が詰まったのでしょう。そして、その気持ちを、会場にいる全員が共有していました。
ほかの方々のご挨拶も、笑いあり涙ありで実に感動的でした。ここでは割愛させていただきますが、みなさん、真心のこもったスピーチをありがとうございました。
橋爪さんの音頭で、五本締めでしめ括ると、みんな抱き合って別れを惜しみ、記念写真を撮り合ったりしました。2時間の予定が3時間を越えていました。
さらにその後。
TBSの近所のしゃぶしゃぶで2次会!
翌早朝から映画やドラマの撮影予定がある方は来られませんでしたが、
竹野内さん、ジウさん、ヒョンジュンさん、ジョンヒョンさん、岡本麗さん、二反田雅澄さん、正名僕蔵さん、竹財輝之助さん、リュウ・ヒジュンさん、そして何と杉浦直樹さんもいらしてくださいました!
みんな思い出話、ぶっちゃけ話、これからのこと、いろんな話をしながらそれぞれに盛り上がってました。プロデューサーとしては、キャストもスタッフも日本人も韓国人も和気あいあいと語り合っているところを見るのは至福の時でした。よくぞここまで仲良くなってくれたなあ、と(エラそうですみません・・)。その場にいた韓国人は12人、通訳さんは2人。通訳さんは絶対に足りないのにどうやってコミュニケーションとってるんだろう?いつも不思議だったのですが、ちゃんと成立しているんですよね、会話が。
エンドレスになりそうだったので、AM3:00に「みなさん、そろそろ・・・」と切り出したら、
ええッ!!何言ってんの!?これからでしょ!!とブーイングの嵐・・・
(だってお店が閉まっちゃうんだから仕方がないでしょー)
全力を出し切って疲れきった植Pは隅っこで倒れているし・・・
と言うわけで、隣のビルの居酒屋を予約し、3次会へ。
これまた竹野内さん、ジウさんも参加してまた食べて飲んで語って食べて飲んで語って・・・。
午前5時を回ってさすがに徹夜続きのスタッフの目が閉じはじめたので、締めました。
3月23日、AM5:30、赤坂。
全員抱き合って別れの挨拶をし、再会を約束しながら帰って行きました。
店を出たとき、パパラッチが何人かいるのがわかりました。
この夜のことを嘘を並べて並べ立ててオモシロおかしく中傷記事として載せるのだと思うと、すごく腹が立ちました。
私たちの最高のひと時を、かけがいのない思い出を、汚すようなことがあれば絶対に許せません。チーム・ロンドは、最高のチームです。どんなガセネタが出回ろうと、皆さんにはわかっていただけると思いますが。
今週はいよいよ最終回です。
平野監督が今最後の力を振り絞って編集中です。
是非、フィナーレを見届けてくださいね!
3ヶ月間「輪舞曲」を応援してくださって、本当にありがとうございました。
これからも、みなさんに楽しんでいただける作品をお届けできるように、がんばります。
ッコッ ト マンナヨ(必ずまたお会いしましょう)!
~吉野プロデューサーより~
3月22日、PM5:30、青海南埠頭公園。
「輪舞曲」がクランクアップしました。
11月1日に韓国でクランクインして以来まるまる5ヶ月間の怒涛の日々が、
ついに終わりました。
最後は竹野内豊さん、チェ・ジウさんによるツーショットのラストシーンの撮影でした。
「はい、オッケーェイ!」という平野チーフディレクターの声と同時に、
主題歌「I believe」の音楽が響き渡り、竹野内さんとジウさんに花束が贈呈され、
みんなで集合写真を撮って・・・・
撮影のたびに寒さに凍えていた南埠頭公園も、
気づけばすっかり春の様相を呈していました。
さてその後。
直ちに都内の打ち上げ会場へ!
夕方クランクアップしてそのまま打ち上げ、というのはバタバタするので本当は避けたかったのですが、キャストの方々はどなたも超多忙な方々ばかり。
翌日には韓国へ帰らなければならない方もいるので仕方ありません。
司会は植田プロデューサー。
何と振袖を着てかつらをかぶっての登場。
これがやたらしっくりきていて、本当にオバサンとしか思えなかった…
NGカットや思い出のシーンをつなげたVTRの上映、大抽選大会等打ち上げではお約束の出し物はもちろん、今回は涙と感動がたくさんありました。
一部ご紹介させていただきたいと思います。
開演前、橋爪功さんが私のところにいらして、
「お別れしたくない」「必ずまた会おう」って韓国語でなんて言うの?と聞くのです。
その後スピーチの際、私がカタカナで書いたメモを持って壇上へ上がり、
ジウさんとジョンヒョンさんに向かって、
「ユナヤ、ユニヤ、ヘオジゴシップジアナ(ユナ、ユニ、別れたくない)」
シン・ヒョンジュンさんに向かって、
「ッコッ ト マンナジャ(きっとまた会おう)」と言ったのです。
ジウさんとヒョンジュンさんは感動し、ヒョンジュンさんはぐしゃぐしゃに泣いていました。ヒョンジュンさんは橋爪さんを先生、先生と慕い、ソン・ギュファンの韓国語の台詞を全て録音してあげていた仲でした。
キャスト全員、スタッフのみんなにもスピーチをお願いしたのですが、とっても温かくて・・・。みなさん例外なくこの『輪舞曲』を心から愛してくれて、参加することに意義を感じてくれて、最高のチームだと思ってくれていることがわかりました。涙がこみ上げる人、出そうで言葉に詰まる人が続出しました。お互いに健闘をたたえあい、別れたくない、また会いたいと言っていました。国や言葉や文化、年齢の違いを超えて、みんな同じ目的に向かって心が一つになっていたんですね。
ジウさんも、マイクの前で言葉につまって・・・泣いていました。
この作品はテーマが大きかっただけに、期待も、そしてプレッシャーも大きかった。
韓国の俳優が日本のドラマに出演するには不安も大きかった。しかし、大先輩と豊さんはじめ共演者の方々に助けられて、すごくよい経験、とてもよい思い出が出来た。(それぞれのチーフクラスのスタッフの名前を挙げながら)みなさん私を美しく撮ってくださって嬉しかったです、ありがとうございました。
みな、うんうんとうなづきながら聞き入っていました。
企画の面白さに賛同してくれて日本のドラマに飛び込んできてくれたジウさんの勇気には感謝と尊敬の意を表したいと思います。
竹野内さんも、言葉を詰まらせていました。
この5ヶ月間、最も過酷なスケジュールだったのは竹野内さんでした。
出ずっぱりでしたから。
作品の世界観を監督や他のスタッフと作り上げ、
キャストと言う域を超えてスタッフの一員のように苦楽を共にしてきました。
韓国の俳優さんたちとも壁を作ることなく積極的にコミュニケーションをとってくれて、
ヒョンジュンさんは竹野内さんを「トンセン(弟)!」とか「ユタカ!」と呼び、
ジウさんやジョンヒョンさんは「ユタカさん、ユタカさん」と呼んで、しょっちゅう冗談を交し合っていました。竹野内さんのような、どんな人とも分け隔てなく、国の違いをむしろ楽しめる才能がある人でなければ、この和やかな現場はありえませんでした。
そんな様々な苦労と楽しい思い出がない交ぜになって、別れを前にして胸が詰まったのでしょう。そして、その気持ちを、会場にいる全員が共有していました。
ほかの方々のご挨拶も、笑いあり涙ありで実に感動的でした。ここでは割愛させていただきますが、みなさん、真心のこもったスピーチをありがとうございました。
橋爪さんの音頭で、五本締めでしめ括ると、みんな抱き合って別れを惜しみ、記念写真を撮り合ったりしました。2時間の予定が3時間を越えていました。
さらにその後。
TBSの近所のしゃぶしゃぶで2次会!
翌早朝から映画やドラマの撮影予定がある方は来られませんでしたが、
竹野内さん、ジウさん、ヒョンジュンさん、ジョンヒョンさん、岡本麗さん、二反田雅澄さん、正名僕蔵さん、竹財輝之助さん、リュウ・ヒジュンさん、そして何と杉浦直樹さんもいらしてくださいました!
みんな思い出話、ぶっちゃけ話、これからのこと、いろんな話をしながらそれぞれに盛り上がってました。プロデューサーとしては、キャストもスタッフも日本人も韓国人も和気あいあいと語り合っているところを見るのは至福の時でした。よくぞここまで仲良くなってくれたなあ、と(エラそうですみません・・)。その場にいた韓国人は12人、通訳さんは2人。通訳さんは絶対に足りないのにどうやってコミュニケーションとってるんだろう?いつも不思議だったのですが、ちゃんと成立しているんですよね、会話が。
エンドレスになりそうだったので、AM3:00に「みなさん、そろそろ・・・」と切り出したら、
ええッ!!何言ってんの!?これからでしょ!!とブーイングの嵐・・・
(だってお店が閉まっちゃうんだから仕方がないでしょー)
全力を出し切って疲れきった植Pは隅っこで倒れているし・・・
と言うわけで、隣のビルの居酒屋を予約し、3次会へ。
これまた竹野内さん、ジウさんも参加してまた食べて飲んで語って食べて飲んで語って・・・。
午前5時を回ってさすがに徹夜続きのスタッフの目が閉じはじめたので、締めました。
3月23日、AM5:30、赤坂。
全員抱き合って別れの挨拶をし、再会を約束しながら帰って行きました。
店を出たとき、パパラッチが何人かいるのがわかりました。
この夜のことを嘘を並べて並べ立ててオモシロおかしく中傷記事として載せるのだと思うと、すごく腹が立ちました。
私たちの最高のひと時を、かけがいのない思い出を、汚すようなことがあれば絶対に許せません。チーム・ロンドは、最高のチームです。どんなガセネタが出回ろうと、皆さんにはわかっていただけると思いますが。
今週はいよいよ最終回です。
平野監督が今最後の力を振り絞って編集中です。
是非、フィナーレを見届けてくださいね!
3ヶ月間「輪舞曲」を応援してくださって、本当にありがとうございました。
これからも、みなさんに楽しんでいただける作品をお届けできるように、がんばります。
ッコッ ト マンナヨ(必ずまたお会いしましょう)!
韓国ボードには私たちより情報が先に上がっていましたので
FOREIGNERの方に紹介しました。