【韓流☆チョアヨ！】女優　チェ・ジウ　体形維持の秘訣は「おうちごはん」

日本で韓流ブームを起こすきっかけとなった韓国ドラマ「冬のソナタ」。初恋の人を思い続けるユジン役を演じた「ジウ姫」こと女優、チェ・ジウの演技が印象的だった。つぶらな瞳に涙を浮かべるシーンが何度も登場し、世の男性陣を魅了。その美しい泣き姿には定評があり、「涙の女王」とまで言われている。
■アニメの声優に挑戦
アニメ「冬のソナタ」で、７年ぶりに声優としてペ・ヨンジュンと共演。９月に東京ドームで開かれるアニメの宣伝イベントに、ペ・ヨンジュンとともに参加する予定だ。ＥＸの取材に対し、ジウ姫はメールで丁寧に回答してくれた。
「初めは声だけで演技することが負担に思え、今もまだ足りない部分があるけれど、録音を重ねるごとに次々とドラマの記憶もよみがえって楽しく録音作業をしています」
６月中旬にクランクインした映画「アクトレス」（仮題）にも出演。映画は、ファッション写真集の撮影のためにクリスマスイブに集まった６人の女優の１日を追うというものだ。
「１カ所に多くの女優が集まって作業をするのは易しいことではないけれど、ユニークですごくおもしろい映画なので期待してくださーい」
すらりと手足が長く、モデルのように細い体形はいまだ健在だ。どう維持しいているのだろう。
「好き嫌いはとくにない方だけれど、肉料理が好きですね。家で食べるごはんがいちばん好きです。あまり運動は好きではないけれど、昨年始めたバレエは着実に続けています。ストレッチが中心で、身体を柔軟にするため、目下努力中です」
■慈善活動にも熱心
クリスチャンとして慈善活動にも熱心で、韓国では篤志家として有名だ。今月（７月）も、釜山市教育庁や商工会議所などが進めている教育環境改善事業に、１億ウオン（約７００万円）を寄付した。寄付金は企業や団体などからも寄せられており、これらの寄付金は、低所得層の子供たちへの支援や無料給食の提供などに使われるという。
「意義深い事業に対してさらに多くの企業や団体が参加してほしいという願いとともに、難しい環境の中でも屈せず、力強く生きている子供たちのために微力ながら力になりたかったので寄付しました」
最後に日本のファンへのメッセージも寄せてくれた。
「個人的に日本の温泉が好きです。食べ物もあっさりしていておいしいですよね。それに各自の個性に合わせて、ファッションやスタイルを追及する姿が堂々としていて本当に見た目にもいいです。近い将来皆様にご紹介できるように良い作品のシナリオを現在、検討中です。これからも応援してくださいね」

■チェ・ジウ　１９７７年６月１１日生まれ。３２歳。身長１７４センチ。体重５０キロ。Ａ型。出生地は京畿道坡州市だが、少女期を釜山で過ごした。釜山女子専門大舞踊科卒業。漢陽大学演劇映画科中退。１９９４年、ＭＢＣテレビの公募採用タレントとして芸能界入り。特技は現代舞踊、エアロビクス、乗馬、スキー。得意料理は韓国式お好み焼きのチヂミ。「真実」「冬のソナタ」「美しき日々」「天国の階段」など出演ドラマが高視聴率を記録。今年４月、所属事務所から独立して個人事務所を立ち上げた。
-SANKEI EXPRESS-