皆様　連日の猛暑　お見舞い申し上げます。
新作の発表も来月半ば過ぎ（？）までなさそうですし、出かけるのも厳しいので連日家に居ます。

そこで、姫の過去作品のおさらいを思い立ち、ツ〇ヤまで出動。
１９９６年　アン・ソンギ　シム・ヘジン　主演
　　　　　　キム・テギュン監督　
このシム・ヘジンさんは、新作では「宮（クン）」で、ジョンフンの母親（亡皇太子夫人）をなさっていますね。
なかなかインパクトのあるカリスマが漂う女優さんですがココでは若い綺麗。
いつぞやは、フランチェスカなんとかというドラマも見ましたが・・。
アン・ソンギさんは、もう国民俳優、俳優界のドン。
後々もご縁がありますねぇ。
ウリ・ジウヌンは、肉屋の店員。クチが聞けません。
ご存知でしょうか？　意味がわかりにくい。何故か？
過去の韓国映画のパロディがたくさんあるそうです。
だから、繋がりが解りにくい、で、雨に唄えば的なシーンもあります。
ＢＧＭも優しくて、ムーンリバーの曲では、ファンタジィ溢れる画面。
いろいろな挿入曲も懐かしい、シミジミとしたコメディタッチの映画。

パク・ボンゴンという名の主婦が、主人の横暴に嫌気がさし家出。
そこから話が、息子の声でのナレーションで始まります。
そこで、また気がついたのですが、あの「カガメ」「ゴリラ」が出ているようですよ。
お顔が似ていたのですよ。三人組のヤクザがでますが、その親分。
違うかな？　後年、ゴリラとしてあのような縁があるなんて！！
なかでも永年声がでなくなっていた老人が、主婦の下着に見惚れて、１０年ぶりに声が出て
「パンツガ　トロジョッタァ！」と叫ぶ解りやすい韓国語で大笑い。通訳要りません。
そこでマジに親孝行息子が喜んでいるシーンなどは、おかしさとペーソスがあり、上手いなぁと。
姫に対する演出が独特で凄い。この監督との作品がまた「キスしましょうか」での主演に繋がったのですよね。
母親の再婚で父がふたり何故いるのかという珍しくない話をする子供の声で、心がシミジミ、ホンワカする映画でもありますよ。
また新人ジウちゃんの作品。初キスシーン？ではないでしょうか？　決心が要りましたねきっと！
頑張って難しい演技をなさる姿が初々しいですよ。ぜひ見てください。
姫の作品の数々。時系列でまた見ながら、この夏を過ごしてみます。
あなたはどの作品がお好きでしょうか？