スターの恋人(#7) 

조회 수 2339 2010.10.23 00:31:57
tomoko
このところ、外野の噂に心が揺れています。
まるで刑の判決を待つようで脂汗が出てきますが、それもこれも誰でもない自分の不徳の致すところ。
見込み違い? 思い込み過ぎ? ギルティ or  not  ギルティ? 
しかし、人生至るところに青山あり!! 今は雑念を吹き飛ばし、まだまだ浮世の憂さの捨て所、しばしの夢に酔いしれて今宵もイ・マリとキム・チュルスで参りましょう。 
 
第7回 遠い日の記憶
クリスマスに帰るはずない、ウニョンが帰ってきた。
さあこれからイチゴのケーキを出してというときのこと。
マリはとうとう告白をしましたね。当惑するチョルスに又追い討ちが。
ユリが入院したのです。マリの車でユリの元へ。するとそこには兄妹を捨てた母親がいます。
駆けつけたおばちゃん達と三つ巴の諍いが始まります。
どうなることかと陰で見ていたマリを無理にも連れ出し、「見て欲しくないものを何故見るんだ」と激怒するチョルス。
家族が居るのが良いとは限らないとも言いますね。
「今日は帰って来る?」と聞いてしまうマリ。あまりにも思いの違うマリを置いて去るチョルス。
境涯(環境)が違い過ぎる二人を象徴するシーンです。

私達も立場が違いすぎて、相手の様子を理解をしてやることが出来ないことが多々あります。
想像を超えるいろんな事柄。一喜一憂せずに待つこと、愛するなら信じて待つこと。大事です。

心配しつつ帰宅すると、ウジンが待っていました。
豪勢なレストランの部屋で、実はウジンはあのときの少年だったとわかりました。
派手な壁紙の落ち着かない部屋! 有名らしくてナニカのドラマにも出てましたよ。

一方、ドジなヒョンがカメラを忘れていたので、記事を書かれて大変に。
ソ代表に泣きつき、他の情報をもらうことと引き換えにナントカ虎口を逃れます。
この辺のソ代表の手馴れた処理に、現実感がありますよね。韓国芸能界恐るべし。
まあ、ドラマですが、ソ代表のやり手ぶりは絵になりますねぇ。上手い。
脚本が良いのですよね。オ・スヨン作家さすがですね。

マリの部屋に戻ると、豪華に朝食がずらり! 意外にもマリは料理が上手。
韓国では朝を充実させて食べるとか。
「味は?」「悪くない!」チョルスの驚きは、私の驚き。やはり料理が出来るとお点は良いでしょ。
そこへ、ソ代表が急襲ですよ。慌てて隠れるチョルス。
ソファのカバンに気がつく代表。持ってきた絵を口実にキッチンまで。当然見た食卓のありさま。
容赦なく、寝室まで開ける代表の強引さに、マリも決然と言いますね。

「トワジュス サラン イッチ?(助けてもらう人はいるだろう)?」と絵は誰かに掛けてもらえと皮肉を言い去るソ代表のコチラを向いたお顔の表情の演技。凄みがありますねぇ。内面の怖さが出て凄い。
男が居ると踏んだので、怒り心頭。ソン・ジル氏の演技さすがです。
よぉ!大統領!と大向こうから声がかかりそうな感じ。達者な役者さんですよね。
この回は、彼の演技が光るシーンが一杯ですね。まだココは抑えていますが。

育てたマリが自分をないがしろにして、誰か他の男に走る。そう考えるとあの形相になる。
私が彼でもそうするかもですが、本当に愛していたら、マリの幸せを考えてやることですよね。
人は解っているけど止められないこと。結構ありますね。
チョルスは隠れたことで、今の立場が間違いだと思い、マリに宣言します。
「スターに描く浅はかな夢と本当の愛を混同するような馬鹿じゃーない」
この言葉は、マリを傷つけます。そして私の心も傷つけてしまいますよ。
私も、姫のドラマで夢を見ています。しかも、かなりミーハーな夢です。
しかし、それは「浅はかな夢」というだけでは済まされない、現実に生きる力になりうる夢。
スターに出会い、夢もみれないなんて、侘しいではありませんか?
私たちが出会えない経験を、夢のような物語で経験してくれて、もう現実じゃぁないかと思うほどに
感じるなんて、そうそうないことです。
現に「冬のソナタ」のような社会現象は二度とないような気がします。
可能ならば、死ぬまで見ていたい夢のなかの夢そのもの。
だからこそ、姫に辿りつき、いまここに居ます。
これって姫に良いのか悪いのか、ありがた迷惑?
それでも姫だからこそ出来えた快挙、他のだれでもない快挙でした。

少し後戻りしますが、病院でのウニョンとチョルス。
追いかけた人は誰?と聞きますが、本当のことは言えないチョルス。
せっかくのクリスマスに帰国したのにすまないと誤るチョルスに他人行儀だと言いながらも、不安で愛していると言います。
女の感でもうチョルスの心の動きが心配ですよね。
ウニョンは本当に心根の良い女性。彼女の不孝は、チョルスの心の引け目を感じ取れない、育ちのよさでしょうか。
持てる幸せでは、カバーできない隙間がウニョンとチョルスにありました。
だからこそ、代筆事件になるわけですよね。運命ですよねこれが!
マリにあって、ウニョンにないもの、守ってやる必要があるかどうか?
マリはチョルスが彼女を守りたいと思わせる環境に居た。これが決定打かしら?
女の人生は、これに尽きますかナァ? 守ってもらえる幸せをあなたはお持ち?

しかしながら、チョルスはマリに好きジャーないと言い「ニセモノ」とまで言い放ちますが、ここでマリの名シーン。
「ニセモノの人生がどのようなものか解る?」本当の気持ちと受けてもらえないマリ。
こう言いこちらに振り返る、悲しい表情のマリ。ソ代表の振り返るシーンより難しい表情。
愛しているチョルスに反論するが、とても切ないシーン。実際 どのような表情をするか?
演技の難しさ。想像を絶しますね。引きだしがいくらあっても足りないのでは? 

ここで又、ユジンがミニョンに、「心から人を愛したことがないでしょう?ないからそんな冷たいことが出来る」と、酔って寝込んで死に掛けたキム班長を擁護するシーンを思いだしました。
あの時と違うのは、ユジンはまだミニョンを好きという意識で言ったのではなかった。
マリは、すでにチョルスを愛し始めていましたから、ユジンよりずいぶん切ない状態。
しかしチョルスも、そう思わねば耐えられない、最後の平常心を保とうとしたところ。
まあ、恋にはつき物の苦しい場面ですね。姫の演技のインパクトが輝きました。
マリは、ショックで美容院の先生を訪ねて愚痴を言いますね。

また、収まらないソ代表は、胡散臭い記事が出たのでそれにこじつけて二人を呼び出します。
一番聞きたい二人の付き合いについて、脅かす勢いです。
マリがチョルスに傾くのをなんとしても阻止したい代表。
マリとチョルスはお互いに庇いあいます。しかも干渉するなと宣言するマリ。
代表が逆上してとうとう、マリの弱み、チョルスの将来を持ち出すと、折れてもう逢わないと言います。
ここも、ソ代表の「マンナジマッ(逢うな)!」は迫力満点。ぅうっ!憎たらしい!
「アンマンナ!(逢わないわ)」と絞るようなマリの答えを聞いてチョルスは出て行きます。
追いかけたマリの気持ち。引き止られずに諦める辛い 辛い。
しかし、最後のどんでん返し。チョルスはマリの立場を理解してとうとう本音を!!
ここは、花火でも揚げたい気分になりましたが、さぁて次回は?

昨日、放映は終了しましたね。 20回は見ごたえがありました。
マイペースながら、最後まで書いて行きたいと思います。
心揺れつつ オヌルン ヨギカジ! クノヨ~~~~ン !!






댓글 '6'

hiroe

2010.10.23 14:18:57

tomokoさま~こんにちは?
「今日は帰って来る?」ってセリフにイ・マリの優しさを感じるのは・・・
キム・チョルスと同じナムジャだからでしょうか!!!
見栄っ張りなので~一番見られたくない所を見られて~
しかも見られたことに八つ当たりしたのに・・・あのセリフは憎いです^^。
ジウさま~流石です^^。

tomoko

2010.10.23 21:21:17

hiroe様 アンニョンハセヨ!
そうですねぇ。今わずらわしいことばかりなのに、思わず聞かれた「帰って来る?」は、チョルスには、安らぎにも聞こえ、またあまりにも次元が違う浮世離れした言葉にも聞こえたでしょうか? マリもチョルスの環境が自分を構う暇のないこともわかりつつついつい聞いてしまったという感じ。マリの女心ですかしら?
マリの可愛さが溢れていますね。
賢くて非の打ち所のない女より、可愛い女に惹かれるのは男に限らず人の常。
情の一言が、頑なな人の心を癒すものですよね。
私達に出来ること、その一言を身近な誰かに言えるかどうかですかね。
これがなかなか・・・。とにかくもマリは一途にチョルスに向いますね。
スカパーのアジア〇TVでは、第7回をやっています。

mako

2010.10.24 00:43:54

tomoko様 こんばんわ。
チョルスの大声でわめき立てるところが好きではないです^^;
私だったら、震え上がってしまうかも・・・^^
理性を失い?とことんまで言ってしまう~感情のコントロール不能・・・?^^;
本人を目の前にして「ニセモノ」だなんて・・・
イ・マリが可愛そうで泣けてしまいます。
ナムジャは、オンマが何より~のイメージが有りますが・・・
そんなオンマの手を何度も激しく振り払うチョルス、よほど恨んでいる・・・
イ・マリ(ジウ姫)の沢山の表情が有っていいですね^^
ボキャブラ豊富なtomokoさま~
ボキャ貧なmakoは毎回、楽しませて頂いています^^

tomoko

2010.10.24 04:23:49

mako様 ありがとうございます。
長い間 姫の作品を語りたくてまだまだ他の作品も山ほど。
時系列で見ないので、どれがどの順番やら知らずに見ましたが、時間を追ってみれば思うことがたくさんあります。
ああー アノ俳優さんがここでも共演?とか、姫が寝る間もないような忙しい日々があったのも知ることができ、この道がひと筋縄でいかないこと等、妄想も含めて感じます。
共演者がお倒れになったと聞く作品などでも、姫だけはお元気だったなど読めばその自己管理など驚嘆します。
人より多くの見えない努力と、精神的な強い意志を保ち、現在があること。
やはり一流のスターのなかのスターになられたこと賞賛されて当然です。
様々なドラマでもみますが、芸能界での出来事は想像の域をでませんが耐えられないこともあるでしょう。
誰がする仕事も大変ではありますが、一作一作が毀誉褒貶の批評に晒されていく厳しさはこの道が一番でしょうね。
これからは姫も大きくその人生のターニングポイントになる時期ですね。
どういうふうにお変わりになるかも含めて、次回の作品を首を長くして待っています。
このスターの恋人は、姫のこれまでの越し方もある(?)ような気がして、素通り出来ない面白さがありますね。
的はずれの一人よがりでしょうが、語る材料がたくさんあります。
毎回書ききれないほどです。又お付き合いよろしくお願い致します。

chimori

2010.10.24 13:09:49

tomokoさま、こんにちは。
ユ・ジテssiも演技力では定評がありますが、それだけに
感情を爆発させて大きな声で怒鳴るシーンは、迫力が
あり過ぎて・・・・そんなに大声だして言わなくても・・・
と、おじさんは思ってしまいます。^^;
韓国のドラマでは、結構大声を出すシーンは多いように感じ
ますが、おじさんとしては<少し冷静になってください>
と言いたくなります。・・・たぶん、それではドラマ的ではなくなるでしょうが。
それと、共演の話。自分も、かなりジウ姫出演ドラマ・映画は殆ど見ましたが、
パクポンゴン・・・は、最近見たばかりで、yukiyukiさまがUPした下さった
<ピアノ・・・・>の共演者とのTV放送の映像を見て、パクポンゴンで既に
共演していた役者さんだということを初めて知りました!
まだまだ芸能活動におけるジウ姫のことを知らない自分ですが、
それでも、ジウ姫の応援は、めいっぱいしていきます!

tomoko

2010.10.25 01:25:38

chimori様 オソーセヨ!
ソウなんですよね。なぜあのように怒鳴るのか良くわかりませんね。
好きな女の子には意地悪すると言いますが、あれは演出する人が悪いとしか言えませんよ。監督ごめんね。
たしか、姫もそのようなことおっしゃいませんでしたかしら?
私でさえも好きにはなれないかも? ジテシは、カンヌ映画祭受賞の「オールドボー〇」でも強面でしたが、あのチャングムの女優さんとの映画「春の日は過ぎ〇く」という柔らかな演技が似合う方。監督もするという才能溢れた人ですが、監督には初ドラマということで弱腰だった? 演技者がこうと言えないのでしょうね。
それから、大統領とパク・ボンゴンのアン・ソンギ氏。
彼は泣く子も黙る、韓国映画界のドン。作品での出会いは姫は大変プレッシャーもあったとは思いますが、幸運だったでしょうね。
また、優しい方のようですね。子役出ということですよ。
またまた新しい作品での姫を見てみたいですね。
コースさんのお話でした、歴史に残るドラマ(?)どうなりましたかね!?
まあ 姫が出てくださるのならなんでも好いですが・・・。
List of Articles
번호 제목 글쓴이 날짜 조회 수
7563 雑誌掲載情報&テレビ出演情報 [4] kekopin 2010-11-22 4429
7562 再登録しました [1] jiji 2010-11-20 3073
7561 オリジナルクリアファイルB&CをGET [7] KAEN 2010-11-18 3510
7560 (ロケ地巡り) "真実" のコンビニ など 城北洞のロケ地 [4] tvfan 2010-11-17 6545
7559 素敵な秋が過ぎていきます~^^ [5] 코스(W.M) 2010-11-16 3203
7558 「コーヒー、いかがですか?」って、ジウ姫さま・・・^^ [8] mako 2010-11-16 3752
7557 韓国ならチェ・ジウ [5] biyo 2010-11-14 3952
7556 スターの恋人(#9) [4] tomoko2 2010-11-12 2930
7555 小さな愛の実践後記~ [7] saya(staff) 2010-11-11 2726
7554 「リニューアルオープン」記念!こんにちは~^^[Flash] [5] sapato 2010-11-09 3456
7553 今度は、もれなく・・・^^ [23] mako 2010-11-09 3699
7552 ログインできない皆さま..... [6] saya(staff) 2010-11-03 4207