kuroneko

2005.10.11 22:02

SHO様 こんにちは。
私も昨日「蝉しぐれ」見てきました。雪がよこなぐりに降る林の風景とか 冬のソナタを思い出しました。たそがれ清兵衛と冬のソナタを足したような作品ですね。
清く美しく純粋に生きるという感じです。最後のシーンで「文四郎さま」「おふく殿」と呼んでいたのが、そのうち感情をおさえきれず「文四郎さん!」「ふく!」と呼ぶようになったあたりで涙があふれてきました。「ユジンシエ」と呼んでいたミニョンが意識が戻って「ユジナー」と呼びかけたのを聞いて、部屋の外へ人を呼びに行こうとしたユジンが一瞬立ち止まってから振り返って「チュンサンイニ?」と涙を流すシーンを思い出しました。 naoshicaさんも書かれていますが若い時の二人が 言葉が少なくてもせつない感じを良く出していますね。そっと袖をつかむシーンはふくの文四郎を慕う気持ちを良く現しています。美しい作品でした。