【岐阜県】各務原市は７日、今年１１、１２月に市内で開く、韓国の人気ドラマ「冬のソナタ」の関連イベントの内容を発表した。会期は１１月６日から１２月２６日までで、撮影地を再現したセットなどを設ける。 （松尾 竜二） ドラマのロケ地となった韓国・春川市との姉妹提携１周年を記念して企画。メーン会場となる市産業文化センターのエントランスホールに、明洞（ミョンドン）通りや南怡（ナムイ）島のメタセコイア並木などのロケ地を、大型写真などを使って再現する。
ドラマ関係者の来市の予定はないが、期間中の土日には、韓国にゆかりのある日本女優らを招いたステージイベントを同センターで開く計画。また、韓国観光公社主催の写真展や、春川の名物料理タッカルビの販売もする。
同市那加雲雀町の市那加福祉センター周辺には、南怡島と同じような並木を整備し、現地の撮影で使用されたベンチと同型の物を譲り受けて、設置する予定だ。
入場は無料だが、ステージイベントについては整理券の配布も検討しているという。
（中日新聞）
◇「ドラマシティ春川物語」開催－－ロケ地・春川市と姉妹都市提携１周年記念
人気沸騰の韓国ドラマ「冬のソナタ」のロケ地として一躍脚光を浴びた韓国・春川（チュンチョン）市と姉妹都市を結んでいる各務原市は７日、姉妹提携１周年記念イベント「ドラマシティ春川物語（仮称）」を１１月６日～１２月２６日に開催すると発表した。
メーン会場となる市産業文化センター（同市那加桜町）１階のエントランスホールには、主人公の２人が待ち合わせをした「チュンチョンツリー」のセットを再現。高校に遅刻しそうな２人が乗り越えた高校の塀。そして２人が歩いたメタセコイアの並木道に木製ベンチを設置する計画だ。
このほか、写真展や観光紹介のほか「冬のソナタ」ご当地グッズなどの販売も予定している。また、春川市の名物料理「タッカルビ」が期間限定で販売され、本場の味が楽しめる。
春川市はソウルから北東へ約８０キロに位置する人口約２５万人の都市。ドラマ「冬のソナタ」の日本放映以来、大勢の女性ファンが観光に訪れている。両市は９９年の産業交流を皮切りに０３年１０月に姉妹都市提携を結んだ。交流事業はＩＴ産業や農業、学校間交流など幅広い分野で行ってきた。【佐野裕】
（毎日新聞）