(日本語原文)
とうとう始まりました。

まず、日本での、放送形態から報告します。
日本の放送時間は1回70分ですから、韓国オリジナル版とほぼ同じで、
特別な事情のある部分を除いてはノーカットだと思います。
第1話は、BGMの一部差し替えを除いては、特別に日本向けに編集した箇所はありませんでした。

今まで言葉もわからずネットで見ていたので、
日本語の字幕が付いて、台詞の意味がわかると、細かい伏線を隠してあることがわかり、
最初から最後まで見入ってしまいました。
冒頭部分の映像とナレーションが重要なんですね?
そして、チョルスの大学での講義は、彼の職業を紹介するだけかと思っていたら、
講義の内容と、講義の合間の雑談の内容が重要なのですね?
これも字幕がない映像を見ている時にはわかりませんでした。
マリの生い立ちはまだ謎が多く今後が楽しみです。

さて、箇条書きになってしまいますが1話についての個人的な感想を書きます。

映像が米しいですね。カメラワークは古典的な印象も少しありますが上品でよいと思います。

ジウ姫の演技は、とても自然で、それでいて、「女優チェ・ジウ」ではなく、きちんと「女優イ・マリ」になっており、
素晴らしいと思いました。
傲慢でチョルスを振り回しているように見えるイ・マリの心の中が垣間見えるジウ姫の演技が良いです。
怒鳴ったり叫んだりの大袈裟な演技をしないジウ姫が、とても好きです。
バレエシーンの米しさは言うまでもありません。

韓国で論議になっていた「ジウ姫のPV」と言われた部分ですが、
私個人は、イ・マリの大スターぶりと恋愛遍歴を紹介するのですから問題ないと思いましたが、
一緒に見ていた友人は、「意地悪い見方をすれば、チェ・ジウ本人の活躍を自慢しているみたいに見ることもできる」と言っていました。
おそらく、ドラマの中にジウ姫の実際のニュース映像が使われているからかもしれません。

全体的には、ブログ等を検索している韓国ファンの皆様はご存知の通り、
日本での評判は上々です。
特に、15日に放送された第5話第6話では、ジウ姫の可愛らしさが大評判のようです。
3話以降も、お邪魔でなければ感想を書きたいと思っています。

最後に、
日本で「冬のソナタ」が大ブームになった背景には、多くの要因があると思いますが、
そのひとつは、「冬ソナ」が放送された当時は韓国のニュースも情報も、日本人の耳や目には、まったく入らなかったことがあります。
ですから、先に入観なしでドラマを見て感動した人が多かったのです。

ですが、今は、韓国のニュースも、次々と入ってきますし、
特に、日本で特別な立場を維持しているチェ・ジウ姫に関するニュースは、
良いことも悪いこともすべて残らず報道されるのが現実です。
もし悪い部分が強調して報道されると、それが先に入観になってしまうことがあります。
だから、次回作の時には、日本のファンも(日本の掲示板でも)、
「チェ・ジウの新作ドラマは面白い」と最初から盛り上げた方がいいのではないかと思いました。

幸いなことに、WOWOWの加入者は250万人前後おり、
韓流専門チャンネル(KNTV、M-NETなど)の加入者が10万人以下であることを考えれば、
韓流ファンではない一般の人でも、すでに「スターの恋人」や「チェ・ジウ姫」に「嵌まっている(夢中になっているという意味)」人が多いことは、
ブログ等を見れば明らかですから、
今後、地上波で放送されれば、さらにスターの恋人に「嵌まる」人が増えると思います。