亡くなった父親の顔を見ながらウンジェは「私とどこが似ているのかな?」とつぶやき始めます。
「目かな?ううん、鼻が似たのかな?私にはよく分からない、お母さん。
変な感じがしないね・・・たくさん会ったような感じがする・・・
性格がとてもせっかちなんだね。もう少しだけ待って、私をちょっと見ていけば良かったのに。
ごめんなさい、遅く来て・・・」
お葬式を終えたウンジェはそのまま家に戻ると憂鬱になるからとヒョンウとミサリに行きます。
まだ父親を送ることができなかったというウンジェはミサリでしっかりと父親を送ると言います。
ウンジェ:「生きながら許してみます。もう顔も分かったから夢で逢いましょう。
会った時には全部受け入れてくれなきゃだめよ。甘えたりもするし癇癪も起こすから」
ヒョンウ:「娘さんの心配はしないでください、お父様。僕がしっかりと守ります」
ウンジェ:「さようなら、お父さん」
家に戻ったウンジェは元気に戻ってお母さんに"ご飯の用意をするね"と言い、テヨンにも"当分の間、
皆で一緒に暮らすのよ"と言います。
それを聞いていたヒョンウは「僕も?」と聞きますが、「あなたはご飯作るのを助けて」とかわされます。
ウンジェが部屋に入っている間にソクフンから呼び出されたヒョンウ。
通夜のために病院まで行ったけれど、気を遣わせたくなくて帰ったというソクフンは、病院でウンジェが
認知もされない子だったということを聞いたといいます。
父親が生きていたことも知らなかったというソクフンは、ウンジェと父親の関係を知りたがります。
ヒョンウは「(ウンジェが)隠したかった間柄だから、本人に聞かないと」と答えますが、ソクフンは
"絶対に知らなければならない。納得できない問題があって頼んでいる"と言います。
ヒョンウがウンジェの家に戻るとテヨンたちがウンジェが作ったキムチチャーハンを食べているところでした。
しょっぱいというテヨンのチャーハンに白飯を混ぜようとするウンジェ・・・テヨンに「単純」と言われ・・・
母親のチャーハンをもう一度炒めてあげると取ろうとすると、「そのままでいい。毎日食べるご飯、一回くらい
美味しくないからって平気」と言われ・・・^^;
ヒョンウを送りながらウンジェは「お葬式の間、とても心強かった。私、お父さんのことで感じたことが
あるのだけど・・・もう絶対に後から後悔するようなことはしないって。それで、重大な決心をしようって。
決心したら言うね」と伝えます。
そして父親のために買った洋服を「お父さんも喜ぶと思って」と、ヒョンウに渡します。
それから「さっきどこに行ってたの?」と聞くウンジェにヒョンウは"チャ弁護士にお父さんのことを
聞かれて、言わない方がいいと思ったけれど、知ればこそ納得できる問題があると言われて話した"と伝えます。
"僕はもうあの友達のこと、気にしない。おかげで正直になれてよかった"というヒョンウへ
ウンジェも「私も正直になる」と伝えます。
家に戻ったウンジェはテヨンへ「私のお母さんの息子になれ。血だけが家族じゃないでしょ」と言います。
それを聞いていた母親は「もうすでに息子よ・・・ケンカする時はケンカして、仲直りする時は仲直りして、
そうやって暮らそう」と言います。
翌日、事務長の家の前でヒョンウを待ったウンジェ。
ぶりっこして「おはよう」というウンジェにヒョンウは「これこそ鳥肌が・・・」と言います。
ウンジェは「かわいくない?」と聞きますが、ヒョンウは「あんまり~」と答えながら「どうしたの?」と尋ねます。
「ガソリン代を節約しようと思って」と答えるウンジェに「遠まわしに言わないで、会いたくて来たって言え」と
言うヒョンウ。
それでもウンジェは「ガソリン代ももったいない、ホントに」と答えます。
事務所で仕事をするヒョンウにウンジェは「裁判所に行くけれど、お昼一緒に食べよう。伝えることがあるの」と
言います。
三人はまいて来てというウンジェに分かったと言うヒョンウです。
ヒョンウとの約束場所に行く途中、ソクフンから呼び出されたウンジェ。
ソクフンはウンジェに「君はホントに人を申し訳なくさせる。君もそんなに辛かったのに僕を説得したのか。
親に会えって。そのせいで僕が君にどんなに怒ったか」と言います。
ウンジェ:「あなたは捨てられたわけじゃなく、私は捨てられた。その差よ」
ソクフン:「違いはない。僕は養子縁組した家族に弟が生まれてから、家族でありながらも家族でないふりをして
生きてきた」
「アメリカから帰って来てまだご両親に会っていないでしょう?今日にでも会ってあなたが辛いこと全部話しなさい。
他のことは全部正直なのに、親に対してだけなんでそうなの?どんなことでおも、後から後悔するのは本当に
してはいけないことだわ」というウンジェに、ソクフンは「君はどうしてそんなに人の心を動かすのか?」と言います。
今から両親に会いに行くと決めたソクフンをウンジェは「初めてだから上手くいかなくても傷つかないでね」と
慰めます。そして「私、ヨン弁護士とやり直すつもり。今から戻って言おうと思って」と伝えます。
一方、ヒョンウはお昼時間にキチャンたちからご飯食べに行こうと誘われますが、依頼人と約束があって・・と
言って先に出ていきます。
ヒョンウがウンジェに会いに行くのがみえみえのキチャン達。
偶然にも?皆、ヒョンウと同じお店に入ってきます。
ヒョンウは隠れながら急いで、約束を中止しようとメールをウンジェに送ります。
でもメールに気が付かなかったウンジェはお店に入って来て・・・キチャンたちがいることに驚くウンジェですが
そのまま同席して料理を注文します。
トゥキに"イ弁護士も一人で食べようとしてたの?"と聞かれ、「私、もともと一人でもしっかり食べるじゃない」と
答えるウンジェ。
するとキチャンに「じゃあ、そっちに一人でずっと座ってるヒョンウは無視する?」と言われます。
事務長までに「僕たちと食べるの嫌みたい」と言われ・・・ヒョンウの席に移動するウンジェです。
事務所に戻った二人。
ヒョンウは言いたいことって何?と聞きますが、ウンジェは「何も食べていない口では言えない。
何か食べながら言わなきゃ。夜に会おう」と言います。
夜、ウンジェの家でラーメンを食べようとするヒョンウにウンジェは「あの・・・私たち・・・」と言い始めますが、
その後に何と言えばいいか分からず・・・・
ラーメンを食べながら意を決して「再婚する?」と聞きます。
「何?」と聞き直すヒョンウに、ラーメンを口いっぱい入れて「やり直そうかって」と言うウンジェ。
ヒョンウはウンジェの手を止めて「しっかり言え」と言い・・・ウンジェが「やり直すのは・・・」と言い始めると
ヒョンウが「ありえないだろう。こんなに早く」と答えます。
するとウンジェも「同感!そんな想像もしたらダメよ。私が少し心を開いたからってオーバーに考えたら
困るって言ったのよ」と言ってしまいます。
ヒョンウの言葉に機嫌が悪くなってしまったウンジェは、ヒョンウを見送りながら"足が痛い・・・寒い・・・
することない・・・"とヒョンウの提案を全て拒否し「帰る」と言って家に帰ってしまいます。
家で落ち込むウンジェはテヨンに、「元ダンナに振られた・・・私が再婚しようって言ったのに嫌だって」と話します。
"再婚したいのか"というテヨンにウンジェは「離婚してから分かったの。違いを認められないこと、正直になれない
こと、辛い時には逃げたこと、全部、手遅れになる前に許して仲直りしたくて。やり直しても問題はおこると思う。
でももう上手に克服できるような気がする。痛みも共にするのが家族だから、私たちのように・・・」と言います。
結婚・離婚の形式にこだわらないというヒョンウを考えながらウンジェは告白がふざけて見えたのかなと
考え始め・・・もう少しロマンチックな方法を選ばなきゃいけなかったのかしら・・・と考え始めます。
ver1. ピアノの弾き語りをして告白。
ver2. 雰囲気の良いレストランでワインを飲みながら告白。
ver3. 映画館の舞台で告白。
と、テヨンと話していたら・・・寝室から母親が「何の話?」と突然出てきます。
お母さんは仕事に行っていると思っていたウンジェはビックリ。
"ホントに再婚が嫌だって?お葬式の時にあんなに一生懸命してくれておきながら、なんで・・・
考えれば考えるほど淋しいわ。あなたにはソクフンもいるじゃない"というお母さん。
ウンジェは心の中で「ソクフンはすでに終わった」と答えます。
床につきながらお母さんはウンジェに「女性は自分が好きな男性より、自分を好きでいてくれる男性に会うことが
幸せよ。ダンナさんはどう?」と聞きます。
ウンジェは「彼より私がもっと好きみたい・・・」と言いながら「前に結婚の話も私が先に話したのも同然で、
事務所も一緒に作ろうって言ったし、手も私が差し出したし・・・」とつぶやきます。
翌朝、機嫌の悪いウンジェ。
ウンジェが食べていたサンドイッチに手を出そうとするヒョンウへ「他人のサンドイッチにどうして手をつけるの?」と
言います。
ヒョンウが「もったいないの?」と聞くとウンジェは強い声で「うん」と答えます。
どうしていいか分からないヒョンウはキチャンに相談します。
「出来るだけ早く解決しなきゃ。ちゃんとしたプロポーズ」というヒョンウへキチャンは「再婚しようって言ってるのに
大体な感じですればいいじゃないか」と言います。
でもヒョンウは「そんなことできない。結婚前も大まかにしてしまったのに・・・彼女の口から再婚しようって言うのは
辛かったと思う。離婚してからどんなに小心だったか・・・やり直しても問題がおこることを分かっていながら勇気を
出してくれたんだ。それを受けてだけはいられない。今回は正直に話すつもりだ。僕がどんなにウンジェを愛して
いるのか、どんなに再婚したいか・・・」と伝えます。
そんな時、ヨンジュから呼び出されたキチャン。
ヨンジュの母親に預けている娘のウンビョルの面倒を見られなくなったと連絡があったと言います。
幼稚園の送り迎えに塾の送り迎え、子供の面倒をどうやってみるかでヨンジュとキチャンは頭を抱えます。
一方、裁判所へ行く途中に偶然ソクフンを見かけたウンジェ。
コーヒーショップで会いご両親とはどうだったかと聞きます。
ソクフンは「あかげで、ありがとう。初めからわだかまりを解かすことはできないけれど、努力しなきゃ」と言います。
そして「朝目が覚めてから寝る前に目を閉じるまで君のことをずっと考える。消す方法がない。だから
これ以上君に会わないことにする」と伝えます。
別れ際に「良かった。ヨン弁護士がいい人みたいで。元気で」と言ってソクフンは去っていきます。
ソクフンと別れて歩いているとヒョンウから伝えたいことがあるから南山で会おうと連絡がきます。
先に着いたウンジェにヒョンウからどこにいる?と電話がきます。
ウンジェが見えたヒョンウは、レコーダーをポケットから取り出そうとすると・・・落としたことに気が付きます。
ウンジェの側に行くことなく電話で「ちょっと待ってて。落し物しちゃって。ちょっと探してくるから待ってて」と
引き返すヒョンウ。
ロープーウェイで落としたことに気づくヒョンウですが、事務所へ行っても見つかりませんでした。
一人待つウンジェのところへ戻り「すごく待ったでしょう?」と声をかけるヒョンウ。
ウンジェは「ううん。正確には43分23秒しか待ってない」と答えます。
ヒョンウ:「怒らないで。大切なものを失くしてしまったんだ」
ウンジェ:「見つけたの?」
ヒョンウ:「ないみたい」
ウンジェ:「私と暮らしながら似ちゃったのね。だから私たち一緒に暮らしちゃダメなのよ。でしょう?」
ウンジェ:「伝えたいことがあるって?」
ヒョンウ:「あっ、それは・・・こうやって言うことじゃなくて・・・」
ウンジェ:「こうやって言うんじゃないなら、どうやって言うの?」
ヒョンウ:「今度にして、ここを散歩しよう」
ウンジェ:「コ先生、ここでプロポーズした時、どんな感じだったのかな?」
ヒョンウ:「そうだね、気になるね」
ウンジェ:「奥さんの気分、すごく良かっただろうな」
ヒョンウ:「次は君も気分言いと思う」
ウンジェ:「どうして?プロポーズでもしようと思ってるの?」
ヒョンウ:「・・・」
ウンジェ:「ただの冗談をそんな真面目に受け取って」
ヒョンウ:「そうだったの?」
と言いながら、ウンジェはお腹がすいたと立ち上がり、二人はご飯を食べに行こうとします。
するとそこにキチャンが"急用があるから会いたい"とヒョンウに電話をしてきます・・・
ヒョンウは「ウンジェにきいてみて連絡する」と言って電話をきりますが、ウンジェは「私に聞いてみるなんて。
行きな」と言います。
事務所へ戻ったヒョンウへキチャンは「仕事を辞める。娘を見る人がいない」と伝えます。
ウンジェが家でふてくされているとヒョンウからアパートの前にいると電話がかかって来ます。
「何しに来たの?明日も会うのに」と言うウンジェに「その言葉、淋しいけどな・・・」と言うヒョンウ。
ヒョンウは「先に淋しくさせて人は誰?」と言うウンジェを抱きしめ、「僕も今日切なかった。計画してたことが
できなくて」と伝えます。
そして「久しぶりにキスするよ」と言うヒョンウに「人がいるじゃない」と驚くウンジェ。
しかしその場をウンジェの母親に見られます・・・
ウンジェの母親がヒョンウへ再婚のことを話そうとするのをウンジェが止めて、家に戻ります。
翌日・・・ウンジェにミュージカルのチケット2枚を渡しながら「今日、これ見に行こう」というヒョンウ。
「買ったの?」と聞くウンジェにヒョンウは「もちろん!」と答えます。
ウンジェは「チケット代高いから、行くわ」と言います。
そこにレコーダーが見つかったとの電話が・・・ヒョンウは喜んで取りに行きます。
その帰り、ソクフンから電話を受けるヒョンウ。
仕事の話の後、ソクフンから「一杯どうか?」と言われ、初めは「ウンジェとミュージカル見に行く約束がある」と
断るヒョンウでしたが、ソクフンが「これ以上、ウンジェと会わないことにした」と言われ一緒に飲みに行くことに
します。
酔って事務所へ帰ってきたヒョンウはウンジェに「お酒飲んだの?」と問われます、
「チャソクフンとの別れで・・・」と答えるヒョンウに「二人は付き合ってるのか」と怒るウンジェ。
"ちょっとだけ目を閉じてから行こう"と言いながら部屋に入るヒョンウに呆れ、ウンジェは皆の前で
「私、公表することがあります。あの人との恋愛、今日でやめます。すごい疲れて。」と宣言します。
夜、寝続けるヒョンウを起こす事務長にヒョンウは「今、何時?」と聞きます。
事務長は「時間が問題ではなく、イ弁護士がミュージカルのチケットをキチャンにあげた」と言い、ウンジェが
恋愛をやめると言ったことを聞きます。
ヒョンウはウンジェに何度電話しても出ないため、テヨンに電話しウンジェに代わってもらいます。
「公園にいるから出てこい」と言うヒョンウへウンジェは「行かない」と言いますが、ヒョンウは「徹夜で待っている」
と言って電話を切ります。
まさかずっと待っていないだろうと思うウンジェは映画を最後まで見ます。
映画が終わると・・・ヒョンウのことが気になり、テヨンに公園へ行って来いと伝えます。
ゲーム中のテヨンは「お姉様が行って来てください」と言うとウンジェは「一発受けてから行きますか?
そのまま行きますか?」と尋ねます。
渋々公園に行ったテヨンはヒョンウがいることを確認して・・・
ウンジェへ「絶対に伝えたいことがあるって言ってた」と伝えます。
やっと公園に来たウンジェにヒョンウはレコーダーを渡して「これ、聞いて」と言います。
ウンジェは「私の悪口をもう一度聞けって?」と言うと、「後ろにちょっと違う内容もあるから」と言うヒョンウ。
「聞いて返事して」と言いながら帰ろうとしますが、ウンジェは「ここで聞いてから行く」とヒョンウを先に送ります。
2011年7月26日
結婚前に僕に手を差し伸べると言ったウンジェが消えてしまった。
2011年7月29日
イウンジェが対話拒否を宣言した。
・・・
今日は血まで流した。
これ以上どんな言葉が必要か。
・・・
いきなり離婚訴訟状を受け取った。
ありえないと思ったけれど、膝をついて謝った。
だけど、また叩かれた。
・・・
ウンジェ:「昔の話な気がする。これ、何で聞けっていうの。気分悪いじゃない」
・・・
2011年7月29日
考えてみたら、僕は一年365日一日もかかすことなくウンジェの話だけを録音している。
とても愛しているという証拠。
2011年8月6日
こうやってウンジェに辛い思いをさせた日には彼女がいなくなってしまう想像をする。
横にいる僕はいつの間にか消えていない。
怖い。
2011年8月18日
こうやって別れたくない。
やりきれない一日。
2011年10月14日
僕の知らないところで辛い思いをしていたウンジェを側に置いておきたくて聞いてみようと思う。
僕とまた一緒に暮らす?
ヒョンウを追いかけたウンジェは「いいよ」と抱きつきます。
「イウンジェ、ちょっと考えてみてから・・・」というヒョンウにキスをするウンジェ。
sayaさま、長い長い解説を本当にありがとうございます。
さびしくもドラマは終わってしまいましたが、最終週まで くっついてこれたのは
sayaさまのこの解説があったからこそです。
この回はかわいいウンジェあり、ドレスのウンジェありで見どころ満載でしたね。
ドレスのウンジェには お~~さすがあ~~~とほれぼれでした。
ソクフンさんも、難しい葛藤を抱えていたのですね。
やはりそのあたりは、教えていただかないと ちんぷんかんぷんです…
「いいよ」と抱きつくウンジェの笑顔がかわいかったです~
ちょっとどきまぎ風に見えるヒョンウがこれまたよくて…
sayaさま、今回もありがとうございました!