sayaさま、azuさま、帰国早々でお疲れのところ、ご報告ありがとうございました。
お二人のすばらしいレポートの後でちょっと気がひけますが、私なりにお話ししてみたいと思います。
かなり長くなりますので、海辺での撮影に絞らせていただきました。
今回参加できなかった方々には申しわけない気持ちですが、ロケ地での雰囲気を少しでもお伝え
できればと思います。
私たちがたたずむ砂浜から、その姿はあまりにも小さく、表情をうかがい知ることは全く
できないのに、ときおり風に乗って聞こえてくるジウ姫の声が、現場の緊張感を伝えてくれます。
体を持っていかれそうな風が絶え間なく吹き、それに誘われるように雨が降ってくる最悪の
気象条件の中で、ジウ姫は集中力を切らすことなく"ヘウォン"になりきっていることに、わけもなく
涙が出そうになりました。
やがて私たちは道路端まで移動させられ、ジウ姫の姿は全く見えなくなりました。
ネズミと呼ばれるマイクの先端が行ったりきたりするのがかろうじて見えるだけになり、
いままで息をひそめるように見つめていた反動からか、私たちは一斉に話し始めました。
もちろん、笑い合っていても、気持ちは目の前に広がる砂浜の先にあり、ザワザワとした
落ちつかない時間でしたが・・・
いつの間にか雨は上がり、薄日が差してきました。
ジウ姫のブランケットを持ったマネージャーさんが海辺に向かって歩き出すとおしゃべりはピタッとやみ、私たちはお互いの鼓動が高くなるのを感じながらブランケットに注目しました。
ブランケットにくるまったジウ姫が、ちょうど山の頂上に到達したように、目の前の砂浜に姿を
あらわされたときには感激して思わず拍手したものです。
けれど、口もとにあてた白いものを見てハッとなりました。
ジウ姫が涙をぬぐいながら戻っていらしたのが遠目にもわかったからです。
いままで撮っていたシーンに感情移入しきって少し消耗しているようにも見えました。
与えられた役を自分の中に取り込んで表現していくこの人は、身を削るようにして一つの作品に
打ち込み、「連理枝」に、いままでのすべてをぶつけようとしていると思うと、何かに打たれた
ように厳粛な気持ちになりました。
ところが、別れぎわに私たちに見せてくださった笑顔は、もういつものジウ姫です。
砂に足をとられながら一歩一歩、"ヘウォン"から"ジウ"へ、すみやかにスイッチを切り替えて
いらしたのでしょう。お見事というほかありません。
「連理枝」と「チェジュ島」は、ゴシック体で私の心に刻まれました。
ジウ姫のご苦労が報われ、記念すべき作品となることを願ってやみません。
最後になりましたが、ロケ現場のすべての皆さまの温かいご配慮に心から感謝いたします。
ありがとうございました。
coseさま、さまざまなお心づかい本当にありがとうございました。
翌日の観光でも楽しい思い出をつくることができました。
sayaさま、本当にお世話になりました。
さまざまなご手配、連絡事項、すべてやっていただき申しわけありませんでした。
チェジュ島でお会いした皆さま、ありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしています。
お二人のすばらしいレポートの後でちょっと気がひけますが、私なりにお話ししてみたいと思います。
かなり長くなりますので、海辺での撮影に絞らせていただきました。
今回参加できなかった方々には申しわけない気持ちですが、ロケ地での雰囲気を少しでもお伝え
できればと思います。
私たちがたたずむ砂浜から、その姿はあまりにも小さく、表情をうかがい知ることは全く
できないのに、ときおり風に乗って聞こえてくるジウ姫の声が、現場の緊張感を伝えてくれます。
体を持っていかれそうな風が絶え間なく吹き、それに誘われるように雨が降ってくる最悪の
気象条件の中で、ジウ姫は集中力を切らすことなく"ヘウォン"になりきっていることに、わけもなく
涙が出そうになりました。
やがて私たちは道路端まで移動させられ、ジウ姫の姿は全く見えなくなりました。
ネズミと呼ばれるマイクの先端が行ったりきたりするのがかろうじて見えるだけになり、
いままで息をひそめるように見つめていた反動からか、私たちは一斉に話し始めました。
もちろん、笑い合っていても、気持ちは目の前に広がる砂浜の先にあり、ザワザワとした
落ちつかない時間でしたが・・・
いつの間にか雨は上がり、薄日が差してきました。
ジウ姫のブランケットを持ったマネージャーさんが海辺に向かって歩き出すとおしゃべりはピタッとやみ、私たちはお互いの鼓動が高くなるのを感じながらブランケットに注目しました。
ブランケットにくるまったジウ姫が、ちょうど山の頂上に到達したように、目の前の砂浜に姿を
あらわされたときには感激して思わず拍手したものです。
けれど、口もとにあてた白いものを見てハッとなりました。
ジウ姫が涙をぬぐいながら戻っていらしたのが遠目にもわかったからです。
いままで撮っていたシーンに感情移入しきって少し消耗しているようにも見えました。
与えられた役を自分の中に取り込んで表現していくこの人は、身を削るようにして一つの作品に
打ち込み、「連理枝」に、いままでのすべてをぶつけようとしていると思うと、何かに打たれた
ように厳粛な気持ちになりました。
ところが、別れぎわに私たちに見せてくださった笑顔は、もういつものジウ姫です。
砂に足をとられながら一歩一歩、"ヘウォン"から"ジウ"へ、すみやかにスイッチを切り替えて
いらしたのでしょう。お見事というほかありません。
「連理枝」と「チェジュ島」は、ゴシック体で私の心に刻まれました。
ジウ姫のご苦労が報われ、記念すべき作品となることを願ってやみません。
最後になりましたが、ロケ現場のすべての皆さまの温かいご配慮に心から感謝いたします。
ありがとうございました。
coseさま、さまざまなお心づかい本当にありがとうございました。
翌日の観光でも楽しい思い出をつくることができました。
sayaさま、本当にお世話になりました。
さまざまなご手配、連絡事項、すべてやっていただき申しわけありませんでした。
チェジュ島でお会いした皆さま、ありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしています。
留守番を選択した自分にとっては、
逆に応援に行って頂きありがとうございます。と思います。
また、違った感性からの報告に感謝いたします。