はじめまして。
以前からこちらのHPをよく拝見させていただいておりました。
今日が初めての書き込みです。
本当は何か特別な日に、記念として書き込みをしたかったのですが、
現在すっかり「輪舞曲」病にかかり(本当の病名は「ジウ姫」病ですが)、
初めて「輪舞曲」のラストシーンを想像し書いてみました。
何分初めてのことなので、お目にかけるのも本当は恥ずかしいくらいなのですが、
でもせっかくなのでどなたかに読んで頂きたいとも思い、こちらにお邪魔した次第です。
STARJIWOO 家族の皆さんの優しさに甘えさせていただこうかと・・・
自分自身でも、満足のいく出来というわけではありません。
会話もどうも陳腐な気がするし、ラストシーンももっと感動的なシーンにしたかったのですが、
どうも発想が貧弱なもので・・・
どうか、こんな方向性はどう?程度で読んでみてやってください。
琢己は知ってしまった。
父がシェンクーのモグラだったということを・・・
母は知っていたのだ。
自分と琢己が脅迫の道具にされ、夫はシェンクーに協力せざるを得なかったということを。
刑事として優秀だった夫。だからこそシェンクーに目をつけられたのだ。
母がいつ知ったのかはわからない。
だが、知っていたからこそ、あの時自分に言ったのだ。
「もし、母さんの身に何かあっても、迷わず見殺しにしなさい」と。
お父さんの二の舞にはなるなと・・・
自分が母に、潜入捜査をしていたと告げたとき、母はどんな気持ちで聞いていたのだろう?
母の気持ちに思いを馳せたが、琢己には答えが出せなかった。
大好きだった!尊敬していた!その父が・・・
そこから琢己の思考は止まってしまった。
佐倉刑事一家を陥れたのは、敬愛していた父。父が愛するユナの両親の命を奪ったのだ。
その結果、ユナとユニは宋に引取られ利用された。二人が本当の愛を知らずに育ったのは、自分の父のせいだったのだ。
いや、もし自分がもう少し大人だったら、自分に母とわが身を守るだけの力があれば、こんなことにはならなかったかもしれない。
自分のせいだ!俺がユナを不幸にした!・・・琢己は自分を責めるしかできなかった。
琢己とユナは安眠島で再会した。
ユナは、宋が養父であること、そして自分とユニがただ利用するためだけに引き取られたことを知った。
実の父と思っていた。父と妹のためと思い、シェンクーに協力し、愛する琢己への気持ちも押し殺してきた。
だが、もうその必要は無い。
宋が捕まり、シェンクーも壊滅した今、ユナを縛るものは何も無かった。
一人海辺にたたずむ琢己のもとに、ユナは息を切らしながら駆け寄った・・・
人の気配に気づき、振り返った琢己の目に、愛しいユナの姿が飛び込んできた。
その瞬間、琢己は一歩後ずさりをした。
ユナは、琢己にしがみつきたかった。
だが、琢己の眼差しがそれを拒んでいた。
ユナは、琢己の一歩手前で歩を止めた。
「琢己、私・・・」
「ミアネ・・・」琢己が言葉を遮った。「ミアネ・・・」そう繰り返す琢己の瞳が潤んでいる。
ユナには何のことかわからなかった。
琢己はしずかに言葉を続けた。
「君に会えて良かった・・・でも、出会わなければよかった・・・」
声が震えているのが自分でもわかる。
そう、出会って、そして愛した。愛ゆえに苦しみはしたが、その愛はとても幸せだった。
でも、こんな別れがくるのなら・・・
琢己の瞳から一筋の涙がこぼれた。
琢己の言葉も、その涙の意味もユナには理解できなかった。
ただ立ちつくすユナに琢己は最後の言葉をかけた。
「・・・さよなら・・・」
これまで何度かユナの口から発せられた言葉。そのたびに乗り越えてきたのに、自分が言うことになるなんて・・・
琢己は、ユナに背を向け歩き出した。
ユナはその背を目で追うしか出来なかった。
数日後、ユナのもとに手紙が届いた。琢己からだった。
愛する琢己からの手紙。しかし、ユナは手紙を前に胸騒ぎを抑えられずにいた。
不安が押し寄せる。
琢己が別れを告げた理由が、きっとこの中にある・・・
しばらく封筒を見つめていたユナだったが、やっと意を決して封を明けた。
そこには、琢己が知る事実がすべて書かれていた。
そして最後に琢己はこう記していた。
「父を許してくれとは言えない。でも、どうか憎まないでほしい。
憎むなら、父ではなく俺を憎んでくれ」
琢己は自責の念から抜け出せないでいたのだ・・・
琢己は警察を辞めた。
「母さん、旅に出てくるよ」そう言って琢己は家を後にした。
母は「一人でゆっくりしてくるといいわ」そう言ってしずかに見送ってくれた。
知る人のいない場所で、一人でしずかに居たかった。
落ち着いたら、それから考えよう。これからのこと・・・いろいろなこと・・・
琢己は安眠島にいた。
この地に来てから毎日この海辺に来ている。ユナと別れた海辺・・・
毎日 ただ海を眺めていた、何も考えずに!
今日は珍しく風が心地よい。琢己はそこに寝そべった。
空を見上げていたのだが、いつの間にかうたた寝をしてしまった。
肌寒くなり、起き上がろうとしたとき、人が駆けてくる気配がした。
あの日と同じユナがいた。
起き上がった琢己にユナはしがみついた。
「琢己・・・」
どうしてここに・・・言葉にはならなかった。
懐かしいユナの香り。琢己は目を閉じて、ただ立ちつくした。
しばらくしてユナが、からだを離した。
その瞳は涙で潤んでいる。
「○○(ユナの日本名)、・・・」
「琢己」今日はユナが琢己の言葉を遮った。
「私はあなたのお父さんを恨んでない。同じ立場にいた私には恨めない。」
琢己と母のためにシェンクーに協力しなければならなかった琢己の父が、ユニと宋のためにシェンクーに加担した自分と重なった。
自分の苦しみを考えたとき、琢己の父の苦悩も十分に理解できた。
事実を知り、戸惑いの後に芽生えた恨みや憎しみは、今ではすでにユナの心から消えていた。 琢己への恋慕と共に・・・
「あなたは、私を不幸にしたのは自分だと言ったわ。だったら、私を幸せに出来るのもあなたしかいない!」
ユナはまっすぐに琢己を見つめている。溢れそうな涙をためて!
「幸せに・・・なりたい。あなたと・・・」
ユナの頬に涙が伝った瞬間、ユナの体が引き寄せられた。
琢己の力強い腕がユナを抱きしめる。
もう、気持ちを抑えられなかった。感情が湧き上がる。
「愛している・・・」
幸せにしたい!心からそう思った。
罪滅ぼしも何も関係ない。
ただ愛するユナがそこに居る。ただ幸せにしたいとそう思った。
愛する琢己、お互いの愛を知りながらすれ違ってきた愛しい人。
ユナは愛する人の腕の中で、初めて愛の言葉を聴いた。
頬をつたう涙を、琢己がそっと拭ってくれた。
美しい夕焼けの中、二人のシルエットはひとつに重なった・・・
初めての書き込みだというのに、いきなりこんなに長々と失礼いたしました。
読んで下さった方、ありがとうございました。
以前からこちらのHPをよく拝見させていただいておりました。
今日が初めての書き込みです。
本当は何か特別な日に、記念として書き込みをしたかったのですが、
現在すっかり「輪舞曲」病にかかり(本当の病名は「ジウ姫」病ですが)、
初めて「輪舞曲」のラストシーンを想像し書いてみました。
何分初めてのことなので、お目にかけるのも本当は恥ずかしいくらいなのですが、
でもせっかくなのでどなたかに読んで頂きたいとも思い、こちらにお邪魔した次第です。
STARJIWOO 家族の皆さんの優しさに甘えさせていただこうかと・・・
自分自身でも、満足のいく出来というわけではありません。
会話もどうも陳腐な気がするし、ラストシーンももっと感動的なシーンにしたかったのですが、
どうも発想が貧弱なもので・・・
どうか、こんな方向性はどう?程度で読んでみてやってください。
琢己は知ってしまった。
父がシェンクーのモグラだったということを・・・
母は知っていたのだ。
自分と琢己が脅迫の道具にされ、夫はシェンクーに協力せざるを得なかったということを。
刑事として優秀だった夫。だからこそシェンクーに目をつけられたのだ。
母がいつ知ったのかはわからない。
だが、知っていたからこそ、あの時自分に言ったのだ。
「もし、母さんの身に何かあっても、迷わず見殺しにしなさい」と。
お父さんの二の舞にはなるなと・・・
自分が母に、潜入捜査をしていたと告げたとき、母はどんな気持ちで聞いていたのだろう?
母の気持ちに思いを馳せたが、琢己には答えが出せなかった。
大好きだった!尊敬していた!その父が・・・
そこから琢己の思考は止まってしまった。
佐倉刑事一家を陥れたのは、敬愛していた父。父が愛するユナの両親の命を奪ったのだ。
その結果、ユナとユニは宋に引取られ利用された。二人が本当の愛を知らずに育ったのは、自分の父のせいだったのだ。
いや、もし自分がもう少し大人だったら、自分に母とわが身を守るだけの力があれば、こんなことにはならなかったかもしれない。
自分のせいだ!俺がユナを不幸にした!・・・琢己は自分を責めるしかできなかった。
琢己とユナは安眠島で再会した。
ユナは、宋が養父であること、そして自分とユニがただ利用するためだけに引き取られたことを知った。
実の父と思っていた。父と妹のためと思い、シェンクーに協力し、愛する琢己への気持ちも押し殺してきた。
だが、もうその必要は無い。
宋が捕まり、シェンクーも壊滅した今、ユナを縛るものは何も無かった。
一人海辺にたたずむ琢己のもとに、ユナは息を切らしながら駆け寄った・・・
人の気配に気づき、振り返った琢己の目に、愛しいユナの姿が飛び込んできた。
その瞬間、琢己は一歩後ずさりをした。
ユナは、琢己にしがみつきたかった。
だが、琢己の眼差しがそれを拒んでいた。
ユナは、琢己の一歩手前で歩を止めた。
「琢己、私・・・」
「ミアネ・・・」琢己が言葉を遮った。「ミアネ・・・」そう繰り返す琢己の瞳が潤んでいる。
ユナには何のことかわからなかった。
琢己はしずかに言葉を続けた。
「君に会えて良かった・・・でも、出会わなければよかった・・・」
声が震えているのが自分でもわかる。
そう、出会って、そして愛した。愛ゆえに苦しみはしたが、その愛はとても幸せだった。
でも、こんな別れがくるのなら・・・
琢己の瞳から一筋の涙がこぼれた。
琢己の言葉も、その涙の意味もユナには理解できなかった。
ただ立ちつくすユナに琢己は最後の言葉をかけた。
「・・・さよなら・・・」
これまで何度かユナの口から発せられた言葉。そのたびに乗り越えてきたのに、自分が言うことになるなんて・・・
琢己は、ユナに背を向け歩き出した。
ユナはその背を目で追うしか出来なかった。
数日後、ユナのもとに手紙が届いた。琢己からだった。
愛する琢己からの手紙。しかし、ユナは手紙を前に胸騒ぎを抑えられずにいた。
不安が押し寄せる。
琢己が別れを告げた理由が、きっとこの中にある・・・
しばらく封筒を見つめていたユナだったが、やっと意を決して封を明けた。
そこには、琢己が知る事実がすべて書かれていた。
そして最後に琢己はこう記していた。
「父を許してくれとは言えない。でも、どうか憎まないでほしい。
憎むなら、父ではなく俺を憎んでくれ」
琢己は自責の念から抜け出せないでいたのだ・・・
琢己は警察を辞めた。
「母さん、旅に出てくるよ」そう言って琢己は家を後にした。
母は「一人でゆっくりしてくるといいわ」そう言ってしずかに見送ってくれた。
知る人のいない場所で、一人でしずかに居たかった。
落ち着いたら、それから考えよう。これからのこと・・・いろいろなこと・・・
琢己は安眠島にいた。
この地に来てから毎日この海辺に来ている。ユナと別れた海辺・・・
毎日 ただ海を眺めていた、何も考えずに!
今日は珍しく風が心地よい。琢己はそこに寝そべった。
空を見上げていたのだが、いつの間にかうたた寝をしてしまった。
肌寒くなり、起き上がろうとしたとき、人が駆けてくる気配がした。
あの日と同じユナがいた。
起き上がった琢己にユナはしがみついた。
「琢己・・・」
どうしてここに・・・言葉にはならなかった。
懐かしいユナの香り。琢己は目を閉じて、ただ立ちつくした。
しばらくしてユナが、からだを離した。
その瞳は涙で潤んでいる。
「○○(ユナの日本名)、・・・」
「琢己」今日はユナが琢己の言葉を遮った。
「私はあなたのお父さんを恨んでない。同じ立場にいた私には恨めない。」
琢己と母のためにシェンクーに協力しなければならなかった琢己の父が、ユニと宋のためにシェンクーに加担した自分と重なった。
自分の苦しみを考えたとき、琢己の父の苦悩も十分に理解できた。
事実を知り、戸惑いの後に芽生えた恨みや憎しみは、今ではすでにユナの心から消えていた。 琢己への恋慕と共に・・・
「あなたは、私を不幸にしたのは自分だと言ったわ。だったら、私を幸せに出来るのもあなたしかいない!」
ユナはまっすぐに琢己を見つめている。溢れそうな涙をためて!
「幸せに・・・なりたい。あなたと・・・」
ユナの頬に涙が伝った瞬間、ユナの体が引き寄せられた。
琢己の力強い腕がユナを抱きしめる。
もう、気持ちを抑えられなかった。感情が湧き上がる。
「愛している・・・」
幸せにしたい!心からそう思った。
罪滅ぼしも何も関係ない。
ただ愛するユナがそこに居る。ただ幸せにしたいとそう思った。
愛する琢己、お互いの愛を知りながらすれ違ってきた愛しい人。
ユナは愛する人の腕の中で、初めて愛の言葉を聴いた。
頬をつたう涙を、琢己がそっと拭ってくれた。
美しい夕焼けの中、二人のシルエットはひとつに重なった・・・
初めての書き込みだというのに、いきなりこんなに長々と失礼いたしました。
読んで下さった方、ありがとうございました。
댓글 '33'
oyoyo
ASAGIさま、こんにちは。
お教えいただきありがとうございます。今読んできました。
こんな風に反応があると嬉しいものですね。
あとで読み返すたびに、ここにこんな台詞を とか、ここでこうして とかいろいろと修正案(?)が浮かんできます。
このあとのワンシーンのみ、しつこく書いてみました。
こんなのはどうでしょう?
ちなみに私がイメージしたのは、2話のラストで ショウとユナが金槌をもって笑いあっているところと、6話でキスを交わしたあとの ユナの「早く探してよ」の台詞以降の二人の様子です。
琢己とユナは海辺を並んで歩いていた。
ユナはそっと歩を緩め、琢己より半歩後ろに下がった。
横に並ぶより、琢己の姿がよく見える。
ユナは琢己の後姿を見つめながら、歩調を琢己に合わせた。
時々、琢己の歩調が遅くなったときにも、ユナはその距離を保ちながら歩いた。
急に琢己が立ち止まり、振り返る。
どうしたのだろう?少し不機嫌そうに見える。
ユナは一瞬戸惑ったが、琢己の様子を窺った。
よく見ると、どこかぎこちない表情をした琢己は、しきりにまばたきをしている。
いつもの琢己とは、何か違っていた。
ユナが小首を傾げたとき、琢己は小さく息をついた。
琢己は一歩ユナに歩み寄ると、黙ってその手をとり、振り向いて再び歩き出した。
琢己の手に引っ張られ、ユナは真横に並んでいる。
その手の大きさ・温もりが懐かしかった。
二人はどちらからともなく、繋いだ手の指を絡め合った・・・。
嬉しかった。
誤解しあい、気持ちがすれ違っていた頃には考えられなかった穏やかな時間。
ユナは、幸せをかみ締めながら歩いた。でも、ちょっと気恥ずかしい・・・。
琢己を見ると、その横顔が照れている。
必死に平静を装おうとしている琢己を、ユナは初めてかわいいと思った。
ちょっとしたいたずら心から、ユナは琢己の顔を覗き込んだ。
「どうしたの?」
琢己はちらっとユナを見ると、手を離した。
ユナが手を繋ぎなおそうとしたとき、琢己はユナの肩に手を回し、その身を引き寄せた。
その力強さにびっくりしたユナが琢己に目を向けると、琢己がいたずらっぽい笑みを返す。
顔を見合わせた二人は同時に笑い出した。
身を寄せ合い、二人はまた歩き出した。
夕暮れの中、二人の姿が見えなくなっても、笑い声は遠く響いていた・・・
お教えいただきありがとうございます。今読んできました。
こんな風に反応があると嬉しいものですね。
あとで読み返すたびに、ここにこんな台詞を とか、ここでこうして とかいろいろと修正案(?)が浮かんできます。
このあとのワンシーンのみ、しつこく書いてみました。
こんなのはどうでしょう?
ちなみに私がイメージしたのは、2話のラストで ショウとユナが金槌をもって笑いあっているところと、6話でキスを交わしたあとの ユナの「早く探してよ」の台詞以降の二人の様子です。
琢己とユナは海辺を並んで歩いていた。
ユナはそっと歩を緩め、琢己より半歩後ろに下がった。
横に並ぶより、琢己の姿がよく見える。
ユナは琢己の後姿を見つめながら、歩調を琢己に合わせた。
時々、琢己の歩調が遅くなったときにも、ユナはその距離を保ちながら歩いた。
急に琢己が立ち止まり、振り返る。
どうしたのだろう?少し不機嫌そうに見える。
ユナは一瞬戸惑ったが、琢己の様子を窺った。
よく見ると、どこかぎこちない表情をした琢己は、しきりにまばたきをしている。
いつもの琢己とは、何か違っていた。
ユナが小首を傾げたとき、琢己は小さく息をついた。
琢己は一歩ユナに歩み寄ると、黙ってその手をとり、振り向いて再び歩き出した。
琢己の手に引っ張られ、ユナは真横に並んでいる。
その手の大きさ・温もりが懐かしかった。
二人はどちらからともなく、繋いだ手の指を絡め合った・・・。
嬉しかった。
誤解しあい、気持ちがすれ違っていた頃には考えられなかった穏やかな時間。
ユナは、幸せをかみ締めながら歩いた。でも、ちょっと気恥ずかしい・・・。
琢己を見ると、その横顔が照れている。
必死に平静を装おうとしている琢己を、ユナは初めてかわいいと思った。
ちょっとしたいたずら心から、ユナは琢己の顔を覗き込んだ。
「どうしたの?」
琢己はちらっとユナを見ると、手を離した。
ユナが手を繋ぎなおそうとしたとき、琢己はユナの肩に手を回し、その身を引き寄せた。
その力強さにびっくりしたユナが琢己に目を向けると、琢己がいたずらっぽい笑みを返す。
顔を見合わせた二人は同時に笑い出した。
身を寄せ合い、二人はまた歩き出した。
夕暮れの中、二人の姿が見えなくなっても、笑い声は遠く響いていた・・・
oyoyo
ASAGIさま、ありがとうございます。
本当は、今回書いたあたりは余韻を持たせておいて、それぞれの方が想像するのが楽しいのではないかとも思うのですが、しつこく書いてみました。
正直、ご挨拶もそこそこに、いきなりこんな長文をあげさせていただいたことに(それも素人が・・・)気が引けるところもあり、また、中にはご自分の中の「輪舞曲」の世界が崩れてしまうと不快に思われる方もいらっしゃるのではないかとの不安もあり、あえてレスはたてませんでした。
ですから、ASAGIさまはじめ、温かいお言葉をいただいた皆様には、本当に感謝いたしております。
それにしても、何度見ても8話の二人は切ないです。(でも、キレイ!!)
明日、ユナの笑顔のシーンはあるでしょうか?
本当は、今回書いたあたりは余韻を持たせておいて、それぞれの方が想像するのが楽しいのではないかとも思うのですが、しつこく書いてみました。
正直、ご挨拶もそこそこに、いきなりこんな長文をあげさせていただいたことに(それも素人が・・・)気が引けるところもあり、また、中にはご自分の中の「輪舞曲」の世界が崩れてしまうと不快に思われる方もいらっしゃるのではないかとの不安もあり、あえてレスはたてませんでした。
ですから、ASAGIさまはじめ、温かいお言葉をいただいた皆様には、本当に感謝いたしております。
それにしても、何度見ても8話の二人は切ないです。(でも、キレイ!!)
明日、ユナの笑顔のシーンはあるでしょうか?
素晴らしい想像力ですね。^^
私にはあまり文才が無いので。。。ただただ感心です。
こんなふうにドラマにのめり込み物語の先を想像しペンをはしらせ皆さんに公開する・・・
常に勇気を持って新しいことに挑戦し続けているジウ姫も嬉しい事だと喜んでおられるのではないでしょうか。
ハッピーエンドになると良いですね!!!
これからもご一緒に応援しましょうね。